自慢話の多い少女

自慢話の多い少女

平壌市大同江区域のルンラ小学校にヤン・イルボクという生徒がいます。ヤンさんは勉強も良くし、バイオリンとピアノも上手で、また詩を作る才能にも恵まれています。

幼稚園の時からバイオリンを習ったヤンさんは、学校の芸術クラブでも頭角を現しています。昨年、子供の芸術舞台でバイオリンのソロ「ありがたいお日さま」を演奏する姿が、テレビで紹介されました。

ルンラ小学校の教員チョ・ジョンシムさん。

「ヤン・イルボクさんに音楽の素質があると見て音楽クラブで楽器を習わせていますが、運動感覚にも優れていることに気づきました。ある日、サッカー学校の先生が来ましてサッカークラブの子供たちと一緒にプレーするヤンさんを見て、サッカー学校に入れては、と欲張ったこともあります。ヤンさんは本当に才知に長けています。よく育てれば国の立派な人材になれると思います」

先生たちの関心の中、ヤンさんの才能はめきめきと伸びました。娘の成長振りに両親の感慨は深まるばかりでした。

母親のキム・ヘソンさん。

「イルボクが才知に長けていると誉められるたびに本当に誇りを感じますね。しかし、私は子を産んだだけで、勉強させ、才能を伸ばしてくれるのはこの国ではないでしょうか。イルボクが社会主義の国のありがたさを忘れないようにしなければと思いました」

ヤンさんは、偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の不滅の足跡が印された革命史跡地を立派に立派に整える事にも真心を尽くしました。また小学校に入学してから毎年、金日成花祭典、金正日花祭典に心尽くしで花咲かせた不滅の花を出品しました。

昨年12月、金正恩国務委員長がヤンさんの作文集「白頭山へ行く道」を見ました。少年団時代を誇りで飾るヤン・イルボクさんの将来を、皆が祝ってあげました。

ヤン・イルボクさん。

「これから勉強に励み、一生懸命楽器も習ってこの国の大黒柱になるつもりです」

学校の自慢、家庭の自慢であるヤンさんは、将来国を輝かせる人材に、担い手になるでしょう。

（今日の朝鮮）