自力更生の旗を高く掲げる

自力更生の旗を高く掲げる

この10年間、朝鮮は敵対勢力の封じ込めの中でも経済建設でめぼしい成果を収めました。人民経済の主体化、近代化が力強く進められ、自立経済の技術的土台と自給自足の経済構造がさらに完備し、自らの力と技術、国内の資源に依拠して、すべての部門で成果が達成されています。

自立経済の発展の原動力は自力更生です。自らの力を信じる時、できないことはなく、乗り切れない困難もないと言うのは、朝鮮革命の全歴史を貫く真理です。この10年間、敬愛する金正恩総書記は、革命と建設で自力更生の原則を守ることを数篇の著作を通じて明らかにし、党大会、党中央委員会総会など主な会議と新年の辞で、われわれが行く道はただ一筋、自力更生の道だということを何回となく強調しました。

年代を繰り上げて世界に先んじるべきと言うことを自覚し、自力更生の旗を高く掲げて初めて国の発展テンポが早められると言う使命感を持つこと、まさにこれが金正恩総書記のすべての思索と活動の起点で、ゆるぎない意志の源です。自力更生の力を百倍、千倍にして噴出させるための総書記の精力的で絶え間ない現地指導は、国中に及んでいます。総書記は行く先々で、人民の心の中に自力更生だけが生きる道だという真理を植え付け､自らの力と技術によって作り上げたのは高く評価しました。

チュチェ105（2016）年12月、ウォンサン軍民発電所を訪れたときのことです。この発電所はカンウォン道の人たちが何もかも不足し、困難な中、自力で建てたものです。果てしなく広がる大人造湖を眺めて、総書記は、やり遂げようと決心した人の精神力がどれほど大きく、恐ろしいものなのか改めて痛感する、大自然を思うままに手なずける人民のクリエーティブな力と知恵は底知れないものだと言いました。そしてこの発電所は、自力更生だけが生きる道で、自力自強を原動力にするとき、やれないことはないということを改めて実証した発電所、朝鮮労働党の屈することのない攻撃精神が秘められている発電所だと言いました。

この10年間の一日一日がこのように流れ、毎年がこのように綴られました。その日々は、自力更生の旗を高く掲げ、前代未聞の挑戦と難関を乗り越えて人民みなを自力更生の道へと導いた金正恩総書記の正しい指導と献身の続きでした。

（今日の朝鮮）