美しさを増す平壌の大同川の岸辺朝鮮の5大川の一つ、テドン川*1。その長さは450.3キロメートルに達します。朝鮮の北西部ピョンアン南道*2テフン郡*3のランリム山*4に源を発し、ピョンヤンの都心を過ぎて朝鮮西海に注ぐ川です。モラン峰*5、マンギョン峰*6のような高く低い山々の裾野を濡らしながら流れるピョンヤンのテドン川の岸辺はまさに見所の連続です。もも、あんず、ゆすらうめの花が咲き乱れる春、濃い緑の夏、もみじの秋、白装束の冬、季節折々の美しい風景はいずれも見ごたえが充分あります。 日に日に変貌を遂げるピョンヤンの姿と共にテドン川の岸辺も美しさを増しています。プロムナードが広々と延び、ところどころにこじんまりとした休息の場が設けられています。 オクリュ橋*7、ルンラ橋*8、チョンリュ橋*9を始め、ユニークな橋が架かり、スポーツ村に築かれたヤンガク島*10、人民の公園になったルンラ島*11、コンユ島のような島々は水辺の景色に彩りを添えています。 チュチェ思想塔が空高く聳え、金日成花・金正日花展示館には朝鮮人民の熱い思いが咲かせた太陽の花金日成花と金正日花が満開になっています。 ムンス遊泳場*12、ルンラ遊泳場*13、ルンラ遊園地*14、ルンラ人民スポーツ公園*15、ヘルスセンターリュギョンウォン*16からは人民の笑い声が絶えません。メーデースタジアムやイルカを思わせるルンライルカ館、四季を通じて銀盤輝く人民野外スケート場、子供たちでいつも賑やかなローラースケート場などなど。 ピョンヤン冷麺の本場ともいえるレストランオクリュ館*17や子供たちのゆりかごピョンヤン育児院と愛育院、ピョンヤン老人ホームもここテドン川の岸辺に建てられています。 チャンジョン通り*18とムンス街*19の住宅群、テドン川の水面に行き来する食堂船「テドンガン」号*20と総合的なサービス専用の船「ムジゲ」号*21。 大きくなるばかりの人民の幸福と共にテドン川の岸辺の景色はさらに美しくなるでしょう。 2015年の記事
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