科学者のためなら

科学者のためなら

ピョンヤンのミレ科学者通り*1には文字通り、科学者と教育者が住んでいます。数千世帯の住宅と150余りのサービス施設があるこのニュータウンは敬愛する金正恩総書記の発案と精力的な導きによって建てられました。ミレ科学者通りと言う名も総書記が直々付けたものです。

総書記は数百の見取り図をこまごまと指導し、建設最中の時も、竣工を控えた時も現地を訪ねました。それで、新居入りした科学者と教育者の誰もが総書記への感謝の念に包まれていました。

ピョンヤン・コンピューター技術大学のクォン・スンヒョクさんも同じ気持ちで、ある工場の近代化に携わっていました。チュチェ105（2016）年7月29日、クォンさんは工場を訪れた金正恩総書記に見えました。クォンさんは総書記に自分たちが構築した統合生産システムについて解説しました。その成果を高く評価した総書記は、工場の近代化の実現に寄与した科学者と技術者に自分の挨拶を伝えることを託しました。

その時のことを思い起こしてクォン・スンヒョクさんはこう語ります。

「その日は、私が新居入りして8ヶ月程過ぎた時でした。ミレ科学者通りに引っ越した日から、ぜひ金正恩総書記に感謝の念を申し上げたいと思っていました。ところが、感謝の念を表する前に総書記から自分の挨拶を伝えて欲しいと聞いて感極まりました。私は総書記に、私たち科学者は宮殿のような素晴らしい家で幸せに暮らしていると申し上げ、新しい住宅を下さり、本当にありがとうございますと、心からの感謝の挨拶をしました。すると総書記は、科学と技術で社会主義強国の建設に尽くしている科学者たちのためなら空の星でもとって上げたい気持ちだと切々と言いました。まさに科学者のためなら何も惜しまない総書記でした」

科学者のためなら空の星でも取って上げたい！

その恩情の中、ウンハ科学者通りとウィソン科学者住宅地区、ヨンプン科学者休養所とミレ科学者通りが次々と建てられました。

ウンハ科学者通り*2（2013年9月に竣工）

ウィソン科学者住宅地区*3（2014年10月に竣工）

ヨンプン科学者休養所*4（2014年10月に竣工）

ミレ科学者通り（2015年11月に竣工）

今、朝鮮の科学者は国と人民のための科学探究に知恵と情熱の限りを尽くしています。

（政治―為民献身）