生涯の最後に残した直筆

生涯の最後に残した直筆

偉大な金日成主席は、国の統一のために生涯を尽くしました。

いつか、主席は外国の記者たちに、あなたたちは私が人民に送れる一番立派な贈り物は何ですかと聞いたが、それは国の統一です、と言いました。朝鮮の解放と共に、アメリカによって国が北と南に分断された時から、外部勢力による民族分断の悲劇に誰よりも胸を痛めた主席は、生涯を閉じるまで国の統一のため労苦の限りを尽くしました。

主席によって、チュチェ37（1948）年、ピョンヤンで北と南の諸政党、大衆団体代表者連席会議が開かれ、チュチェ61（1972）年は、北と南の高位級政治会談が行われました。また、祖国統一3大原則と祖国統一5大方針、コリョ民主連邦共和国創立案など、主席が打ち出した国の統一の路線と方案は数え切れません。

偉大な生涯の最後の時期であるチュチェ83（1994）年6月20日から7月5日までの間だけでも、国の統一問題について何度も教え、その実現へと精力的に導きました。こうして、ピョンヤンで北と南の最高位級会談を開くことについての合意書が採択されました。

チュチェ83（1994）年7月7日、主席は国の統一に関する文書に、「金日成　1994年7月7日」という直筆を残しました。

生涯の最後の直筆でした。

朝鮮人民は、国の統一偉業に尽くしてなした主席の不滅の業績を輝かし、その遺訓を必ず実行する誓いを込めて、北と南の境界線が引かれたパンムンジョム*1に、「金日成　1994年7月7日」という主席の直筆が刻まれた石碑を建てました。

今、朝鮮人民は、国の統一の歴史に残した主席の不滅の業績を国の統一の実現で輝かす誓いを立て、敬愛する最高指導者金正恩元帥の導きの下、国の統一目指して奮闘しています。