熱い思いやりは戦火の日々にも

熱い思いやりは戦火の日々にも

教育は国の将来を決する重大事です。朝鮮労働党は1950年代初頭のアメリカの侵略を退ける厳しい祖国解放戦争のときも教育に深い関心を払いました。

1950年6月25日、アメリカが侵略戦争を起こしたとき、偉大な金日成主席は教育事業を戦時体制に改編し、厳しい状況の中でも生徒、学生に対する教育を続けるよう正しく導きました。主席は学校で生徒、学生の生命と安全のため分散して授業を行い、学校にシェルターも作り、一部の教育機関は安全な地帯へ疎開させる措置を講じました。

戦勝革命事績館のキム・ウンギョンさんの解説です。

「戦争の厳しい中で授業を続けるというのは簡単なことではありませんでした。ピョンヤン市*1だけでも戦前の大学と専門学校、数十校の中学校、小学校がアメリカ侵略者によって全焼または破壊されました。金日成主席は破壊された学校を復旧し、教育条件を保障するため全党、全人民を呼び起こしました。また、師範教育も中断なく行って教師の需要を充分満たすよう正しく導きました。」

主席は、前線で戦う有識者と大学教師を召還して教科書の執筆を続けるようにし、戦時の教科書の出版と学生、生徒の学習用に多量の紙を送りました。また、軍需物資の輸送が張り切っている中にも膨大な量の教科書と教育資料、実験器具と教具を運ぶための革命的な措置を取りました。次の世代を大事にする主席の熱い思いやりは祖国解放戦争の歴史に輝かしい一ページを添えています。

主席は戦時の厳しい中にも教育に必要な一切の条件を保障し、前線で戦う学生を大学に召還しました。そして、砲煙弾雨をついて大学を訪れ、学生たちに勝利する国のために一生懸命に学ぶべきだと教えました。そればかりか、教育者に抗日武装闘争の時に適用された革命的な教育方法について詳しく教え、教師の生活に不便がないようあらゆる措置をとりました。

主席の導きの下、戦火の日々にも始業を告げる鐘の音が侵略者の銃声を押さえつけ、勝利のこだまとして鳴り響きました。まさにこの鐘の音は、主席の熱い恩愛を語り、勝利の信念を固めるものでした。今、朝鮮の教育は敬愛する金正恩元帥の正しい導きの下、全般的12年制義務教育を実施する高い段階に入りました。

朝鮮の教育は朝鮮労働党の正しい教育政策により、更なる発展を遂げるでしょう。