活発に行われる教授コンテスト

活発に行われる教授コンテスト

ピョンヤンのトンデウォン区域*1にあるテシン小学校*2で、コンテストを通じて、教師の資質向上を図り、新しい授業の方法を編み出しています。私たちの未来を安心して委ねる教育に作るうえで教師の資質向上が何よりも重要だということを学校の人みなが自覚し、それはコンテストの頻繁な開催で現れています。

学校で優先させているのは新米の教師を含むすべての教師をコンテストに出場させ、誰もが高い資質を持つようにすることです。全国的な教授コンテストや市、区域レベルのコンテストで評価された教師の経験も広めて、新米の教師に努力さえすれば、コンテストで成果をあげることができるとの自信を持たせました。また、分科別、個人別競争を通じた競争意欲の向上も図られています。その過程に、古参の教師は言うまでもなく、新米の教師も興味津々として効果のある立派な授業の方法をたくさん出したとのことです。

分科長のピョン・ギョンヒさんはこう話します。

「すでに、分科では毎月行われる教授コンテストで一等になる成果を収めました。こうした経験を踏まえて、すべての教師が小学生の特性に合わせて、音声認識技術、バーチャル体験技術、電子ペンを利用した授業の指導方法など、新しい方法をもう一つずつ出すため励んでいます」

陰日向なく続く教育者の探求と努力はより立派な実を結ぶに違いありません。

（今日の朝鮮）