注目される授業の方法

注目される授業の方法

この頃、ピョンヤンのソソン区域*1ワサン技術高級中学校*2で受け入れている授業の新しい方法が注目されています。新しい方法のメインは授業にいろいろな学習支援プログラムが活用されていることです。学校では生徒たちが協力し、探究する能力、創造能力を培う学習支援プログラムを自力で開発して利用しています。

キム・ソンイル校長のお話です。

「学校では『知識の海』を始め、多くの学習支援プログラムを開発しました。教師が問題点を打ち出すと生徒はこのプログラムを利用して、データを探索します。それに基づいて知識を総合化、体系化、重点化し、授業のとき、自分の考えを発表します。組別学習討論会も多く行い、協力する能力も育まれます。また、教室だけでなく、実験室、廊下など学校の全てのスペースを教育に役立つものに作っています。今回、ダイナミックなビジュアル教材を考え出して実験室前の廊下に設置しました。生徒たちは実際に動く教具に触ったり、操作もしたりして、ディスカッションもするだけでなく、クリエーティブな意見を教師に提出して、直接作って見るようにしたところ、みんな大変な意欲を示しました」

バーチャルリアリティー、音声認識、画像認識などのテクノロジーが使われたプログラムは生徒の学習熱をいっそう高めています。ダイナミックなビジュアル教材は学校で休みと課外の時間も生徒の探求能力アップの時間にしようとする発想から生まれたものでした。これは生徒の心理的特性にも合い、創造性を啓発させる効果的な方法でした。

プログラムの開発とダイナミックなビジュアル教材の制作は、生徒を主導の立場に立たせ、教師が飛び石を置くような授業の方法で、学校の教師たちの努力の賜物です。

（今日の朝鮮）