油絵「誕生」

油絵「誕生」

油絵「誕生」は偉大な金日成主席の不滅の建国の業績を伝える作品です。

チュチェ37（1948）年9月9日、朝鮮民主主義人民共和国の創建を宣布し、共和国の旗を高々と掲揚する金日成主席の英姿が描かれています。自主で尊厳ある初の人民の国を建てた主席を仰ぐ朝鮮人民は真の人民の共和国の主人となった感激と喜びに満ちています。

全体の構成からして、この作品は独特な特徴があります。つまり、共和国の創健者である金日成主席が作品の中心に立って旗を掲揚する姿にポイントを置いています。

作品のほとんど半分は、青空をバックにして今にでも力強く翻るような共和国の旗を配して、自主的で尊厳ある初の人民の国の誕生を祝うさまざまな人物と対比させています。

絵描きの手法について、マンスデ創作社の油絵創作団の主任、人民芸術家の称号を受けたオ・ソンギュさんはこう語ります。

「作品を見ますと、空はロマンチックな手法で、作品の中心に配した共和国の旗は白い色と赤色、青色が著しいコントラストをなすように描かれています。こうして作品は清潔と歓喜の感情を強く与えています」

油絵「誕生」は人民芸術家チェ・ハテクさんがチュチェ77（1988）年に創作しました。チェさんは生涯を通して多くの名画を世に送り出した貫禄ある画伯で、また創作の指導にも当たった人でした。

油絵「誕生」は国内の美術展で何度も評価されました。

（芸術）