永遠の人民愛の歌

永遠の人民愛の歌

朝鮮人民が愛唱する偉人称賛の歌の中には「人民愛の歌」もあります。ユン・ドゥグン作詞、人民芸術家アン・ジョンホ作曲のこの歌はチュチェ99（2010）年に創作されました。歌は人民を天の如くみなし、生涯、人民のために全てを捧げた偉大な金正日総書記の業績を称えています。

金日成総合大学文学大学の教員、助教授チェ・ジュウォンさんのお話です。

「『人民愛の歌』、この歌の1番では新しい家を訪ねても、また、街の公園などを訪ねても金正日総書記が先ず聞くのは人民が喜んでいるのか、この言葉だと歌っています。そして、2番では外国訪問の途中も祖国の人民に思いを馳せ、その人民のために全てを捧げた総書記の苦労について感動深く歌い上げています。3番では人民の楽土を築き、その人民を守るため雪の日、雨の日をいとわず、苦労も楽しみとした総書記の人民愛にふれ、広い海のような、高い空のような総書記の一生を綴るのは人民だと歌っています」

「人民愛の歌」、この歌は歌詞に内在する思想とテーマ、またそれに合わせた情緒豊かなメロディーによってまたといない偉人の人民愛の業績を称えています。

「人民愛の歌」、この歌は人民の優しい父である金正日総書記への偲ぶ思いとともにいつまでも響き渡るでしょう。

以民為天！これは人民の幸福のために生涯のすべてを尽くした偉大な金正日総書記の座右の銘でした。金正日総書記の生涯は人民と切り離して考えられません。それで朝鮮人民は総書記への熱い感謝の思いが込められた歌「人民愛の歌」を歌っています。

新しい家訪ねていつも聞く言葉
街の公園でも同じ事を聞く
どこを見ても誰と話しても
将軍が思うのは人民の気持ちです

社会科学院の研究者チェ・ユンイルさんのお話です。

「もう10年余り過ぎましたが、今も朝鮮人民が感激の中、思い起こしている話があります。チュチェ95（2006）年3月、ある発電所の建設現場を指導した金正日総書記は浸水地域の立ち退き住民が数千戸もあるということを知って、その人たちをどうするつもりなのか聞きました。道の責任者の答えを聞いた総書記は何か満ち足りない気持ちのようでした。周りの人たちも総書記の意志どおりにならなかったと言う思いに駆られました。しばらく考えていた総書記は浸水区域の住民用の住宅を建てた後、撤去させるが、前のよりもっと立派な家を建ててあげるべきだと言いました。人民のためなら雪の日、雨の日もいとわず、また苦労も楽しみにした総書記の恩愛ははじまりはあっても終わりのない無限のものでした」

力に余り、苦しいときも、また嬉しいときもまず思うのは人民であり、その人民のために情熱の限りを尽くした総書記でした。それで朝鮮人民は新しい街と村に引越しするときも、りんごの花咲く果樹園を見ても、そしてこの地に建てられるモニュメンタルな建築を見ても総書記に思いを馳せているのです。

今も朝鮮人民は、自分の一生を合わせれば人民と言う2つの文字が残るだけだ、と言った金正日総書記の言葉を胸熱く思い起こしています。人民を天のごとくみなした総書記はまさにその天の永遠の太陽として朝鮮人民の心の中に生き続けています。

人民愛で綴られた総書記の業績を代々、語り伝える朝鮮人民の意志が込められた「人民愛の歌」が6月の空に響き渡っています。

朝鮮人民は代を継いで「人民愛の歌」を歌い、金正日総書記の業績を伝えるでしょう。

（芸術）