水力資源の積極的な開発と利用

水力資源の積極的な開発と利用

朝鮮は水力資源に恵まれています。三面が海に面し、至る所に大小の河川があるのでその開発と利用が可能な水力資源だけでも膨大です。

久しい前から朝鮮では、水力発電所の建設に力を入れてエネルギー不足を解決し、電化を進めて来ました。水力発電所の建設で、大規模な発電所と中小型発電所の建設を同時に推し進めています。

発電能力が1万キロワット以上なら大型、1000～1万キロワットを中型、100～1000キロワットを小型発電所と規定しています。近年も国の水力資源を残らず動員・利用するための取り組みが全国的な範囲で積極的に進められています。

ペクトゥ山英雄青年発電所、オラン川発電所のような大規模な水力発電所が竣工して、国のエネルギー不足を補う上で決定的な進展が遂げられ、増える人民経済の電力需要を満たせることになりました。

今は国の水力発電所の建設で史上最大規模のタンチョン発電所の建設がたけなわです。大規模な水力発電所の建設と共に、各道、市、郡ではユニークな建設方式で中小型発電所を建てています。

ハムギョン南道のクムヤ川第2号発電所を始め、水が流れる所に収益大の中小型発電所が建設されています。これは地元の資材と担い手で必要な電力を自家発電できる最も手っ取り早く、実利的な方途です。

山地が9割以上を占め、20キロの河川だけでも200近くあるカンウォン道で、無尽蔵な水力資源を利用して、水力発電所の建設がスケール大きく行われています。

2016年、ウォンサンに大きな発電所を建設して以来、20余りの発電所の建設を計画し、今、複数の発電所の建設を同時に進めています。

国の至る所に建てられた水力発電所は、万年の計の富、自立経済の発展のしっかりした土台となっています。

（経済―工業）