歴史の主体は人民大衆

歴史の主体は人民大衆

偉大な金日成・金正日主義は、史上初めて人民大衆が歴史の主体である事を明らかにしました。

人民大衆が歴史の主体だというのは歴史の中心に人民大衆があり、人民大衆によって社会的歴史的運動が行われるという事です。人民大衆によって社会の全てのものが創造され歴史が発展するのは必然であり、その為人民大衆が歴史の主体となります。

人民大衆が歴史の主体となるのは先ず、人民大衆が自主性を生命とする人間の集団だからです。

人民大衆は自主性を実現する為に自然を征服し、現存の社会制度が自分の自主性を束縛する時はそれを改造する為に闘います。自主性を本性とする人民大衆がその為に闘うのは必然であります。

人民大衆が歴史の主体となるのはまた、人民大衆が自分の自主性を実現する為に自然と社会を改造する創造的能力を持っているからです。

人民大衆は底知れない創造力で以って社会的歴史的運動を推し進めています。この世に全知全能の存在がいるとすればそれは他ならぬ人民大衆であり、その人民大衆より強く知恵のある存在はいません。

個々の人の力と知恵には限りがありますが人民大衆の力と知恵には限りがありません。人民大衆は自然と社会を認識して改造し変革する、底知れない創造的知恵と才能を持っています。

従って人民大衆は自然を改造し生産力を発展させ物質的富を創造するだけでなく、思想と文化の富も創造します。社会の発展に役立つ価値ある物質的及び思想的文化的富は、全て歴史を通しての人民大衆の闘いと活動によって創造されます。

つまり歴史は人民大衆の自主的要求と創造的役割によって発展し、よって人民大衆は歴史の主体となるのです。

（チュチェ思想）