植樹デーにあったこと

植樹デーにあったこと

数年前の3月のある日、関係部門の人たちが敬愛する最高指導者金正恩委員長に呼ばれました。

その人たちと挨拶を交わした金正恩委員長は、今日は植樹デーだから、一緒に木を植えるのがどうかと、その意向を尋ねました。その人たちは当惑しました。金正恩委員長に会った感激と喜びの余り、植樹デーであることをまったく考えず、その用意も出来ていなかったためです。

直ぐ答えられないその人たちの思いを察した金正恩委員長は、早く行こうと言って、足を運びました。ある所に行くと、既に2本の木が用意されていました。その人たちは、金正恩委員長が植樹の用意をして、自分たちを呼んだことを知りました。

周りの風致にマッチした所に植樹の場所を定めた金正恩委員長は、スコップを取って穴を掘りはじめました。金正恩委員長は木を植える時、穴を深く掘るのも良いが、それより重要なのは根と枝が張った方向に注意を払わなければならない、と詳しく教えました。そして、木に支えもして、水もやりました。

植樹が終わると、金正恩委員長はこの若い木が育つと、国の全ての山と野原は緑一杯になるだろう、その日は遠くない、と確信に満ちて言いました。周りの人たちは、若い木を丹精して植える金正恩委員長の姿を仰ぎ、緑生い茂る明日を思い描きました。

今、朝鮮では人皆が植林に取り組んでいます。

（今日の朝鮮）