朝鮮革命がスタートした歴史の日

朝鮮革命がスタートした歴史の日

朝鮮の現代史にはチュチェ15（1926）年10月17日という有意義な日が記されています。この日、朝鮮で初めての新しいタイプの真の革命組織である「打倒帝国主義同盟」が結成されました。

20世紀のはじめ、日帝は朝鮮を植民地にしました。偉大な金日成主席は1920年代の中ごろ、国を取り戻す大志を抱いて革命の道に立ちました。主席はチュチェ15（1926）年6月、朝鮮の独立運動家たちが中国東北地方の華成と言うところに建てた軍事政治学校の義塾に入学しました。

ところが、この義塾では将来、朝鮮を独立させる軍事幹部を養成するといいながら偏狭な民族主義思想のみを教え、先進的な新しい思潮には背を向けていました。主席はこのような古い方法では朝鮮の独立はもたらせないとみなしました。

早くから革命は同志、志を同じくする人を獲得して1つに結集させることから始まると言うことを知った主席は、先進的な青年たちで新しいタイプの革命組織を結成するために精力的に活動しました。主席は具体的な準備の下、チュチェ15（1926）年10月17日、打倒帝国主義同盟、略して「トゥ・ドゥ」を結成しました。

「トゥ・ドゥ」は反帝、独立、自主の理念の下に民族解放、階級解放を実現するために社会主義を目指す新しい世代の青年たちが歴史の陣痛の中で創造した純潔で斬新な新しいタイプの政治的生命体でした。「トゥ・ドゥ」の結成は朝鮮革命と朝鮮労働党の建設で歴史的な意義を持つ出来事でした。

金日成主席は打倒帝国主義同盟結成の意義について次のように回顧しました。

「わが党の歴史では『トゥ・ドゥ』を党の根源とみなし、『トゥ・ドゥ』の結成を朝鮮共産主義運動と朝鮮革命の新たな出発点、始原とみている。その根源からわが党の綱領と、わが党の建設と活動の原則が生まれ、わが党創立の根幹が育った。『トゥ・ドゥ』が組織されたときから、朝鮮革命は自主性の原則にもとづいて新しい歩みを踏み出したのである」

打倒帝国主義同盟の結成で朝鮮革命はスタートしました。

それで10月17日は朝鮮人民の現代史に革命がスタートした歴史の日として記されています。