朝鮮語学界の権威
アカデミー会員、教授、博士のキム・ヨンファンさんは金日成総合大学で研究に携わっています。朝鮮語学界の権威です。
そのプロフィールを見ますと、チュチェ45(1956)年に金日成総合大学朝鮮語文学部の朝鮮語学科を経て、大学院を首席で卒業しました。1981年に博士号を、1984年に教授職を取得し、2000年にアカデミー会員候補、2008年にアカデミー会員になりました。
これまでの60数年にわたる教育と研究を通じて、「現代朝鮮語の語音論」、「朝鮮の民族語発展の歴史の研究」など10余りの教科書、参考書を始め50余りの価値ある著書を出して、朝鮮語学の発展に大いに寄与しました。
チュチェ80(1991)年から中国の北京大学と中国中央民族大学、ロシアの極東国立大学で朝鮮語の客員教授として活躍しています。そして世界の多くの大学で行われた国際学術討論会に参加して多くの成果を達成し、10数人の博士を育てました。
キム・ヨンファンさんのお話です。
「朝鮮語の研究の過程に下した結論は、朝鮮語が抜け目なく整った優れた言語だと言うことです。朝鮮語の語音ではどの国の言語も全て表すことができ、文法も見事に整っています。また語彙も豊かです。特に朝鮮語の文字ではどの国の言語も書き表すことができます」
キムさんは今も朝鮮語の優れた点をもっと掘り下げて研究し、それについての本も著しています。
(フィーチャー)
2021.02.18の記事