朝鮮切手博物館 第3回

朝鮮切手博物館　第3回

偉大な金日成主席の生誕100周年に際してピョンヤンに設けられた朝鮮切手博物館の紹介、その第3回、最終回です。第1回では、1番から11番までのパネルに展示された李朝末期から戦後の復興建設の時に至る歴史的期間に発行された切手とその資料の一部をご紹介しました。

第2回では、社会主義革命と社会主義建設の時に発行された切手とその資料、金日成主席は人民の心の中に生き続け、金正日総書記によってチュチェの革命偉業はそのまま引き継がれて発展していることについての切手と資料、抗日の女性英雄金正淑女史を描いた切手が展示されている12番から21番までのパネルをご紹介しました。

第3回では、22番から40番までのパネルに展示された切手とその資料をご紹介します。

ここには、先軍の旗を高く掲げて社会主義強盛国家建設と朝鮮の統一偉業、世界人民の自主の偉業を成功一路へと前進させて来た金正日総書記の不滅の業績を見せる切手とその資料が展示されています。

22番から25番までのパネルには、金正日総書記が先軍の旗を高く掲げて朝鮮式の社会主義を守り抜き、社会主義強盛国家建設へと正しく導いた内容の切手とその資料が展示されています。

思いがけなく金日成主席を失って血の涙に暮れていた1994年を送り、1995年を迎えた元日の朝、労働党と共和国、社会主義と人民の運命を守るため決然と先軍指導の道を選んで小松林の中の朝鮮人民軍の中隊を訪れた金正日総書記。雨の日も、雪の日も総書記が歩み続けた前線視察の道に先軍政治の勝利の万歳の声が高らかに響き渡り、先軍の時代のモニュメントとなるものが数多く建てられました。

この切手と資料には、金正日総書記を党と国家、軍隊の首位に戴き、勝利と栄光一路を歩んで来た朝鮮人民の大きな誇りが芸術的に立派に表現されています。

26番から32番までのパネルには、社会主義民族文化建設についての切手が展示されています。入学の日に訪れた金日成主席を描いた切手と全般的11年制義務教育制度の下で、学校に入る子供たちの幸せそうな姿を描いた切手と資料、｢社会主義教育に関するテーゼ｣発表記念切手と働きながら学ぶ教育システムの下で思う存分学ぶ勤労者を描いた切手に、共和国の人民的教育制度の優位性がうかがえます。

この切手と資料は、長い歳月、古い歴史と輝かしい文化を創造して来た朝鮮民族の英知、労働党時代に在りし日の姿をそのまま保存し、立派に管理されている歴史遺跡と遺物を見せています。伝統の遊びを描いた切手は2004年、中国で行われた定例最優秀外国切手選考コンクールでグランプリに輝きました。

文化芸術とスポーツ部門での成果と無料治療制の恩恵の下で幸せに暮らす人民の姿を描いた切手、自然風景と動植物の切手も繊細さと芸術性の優れたことで人々の注目を集めています。特に、朝鮮の名山、「クムガン山」を描いた切手をはじめ多くの国際切手展示会で高い評価を受けた切手は、朝鮮の切手の発展振りをそのまま見せています。

33番と34番のパネルには、金日成主席と金正日総書記が朝鮮の統一偉業に尽くして成した不滅の業績を見せる切手が展示されています。国の統一のために尽くした愛国の士である南朝鮮のムン・イクファン牧師*1に会う金日成主席とキム・デジュン*2、ロ・ムヒョン*3の南朝鮮の元大統領に会う金正日総書記を描いた切手に、次世代に統一なった祖国をもたらそうと生涯を閉じるまで心血を注いだ不世出の偉人である主席と総書記がいっそう偲ばれてなりません。

今、朝鮮人民は朝鮮の北と南の6月15日共同宣言にのっとり朝鮮民族同士で必ず国の統一を早めるため奮闘しています。

35番から37番までのパネルには、精力的な対外活動で世界の自主の偉業に不滅の業績を成し、世界人民に心から尊敬された金日成主席と金正日総書記を描いた切手が展示されています。

39番と40番のパネルには、偉大な金正日総書記は永久に生き、永遠にわれわれと共におられると言うこと、敬愛する金正恩同志によってチュチェの革命偉業が見事に引き継がれたことを見せる切手と資料が展示されています。

金正日総書記は、1976年から2011年まで延べ410回以上に渡って4千種の切手のデザインを見ました。切手には時代が映えると言いますが、展示された一つ一つの切手と資料には、主席と総書記の正しい導きの下、世界を驚かす誇らしい成果を収めて来た朝鮮人民の闘争の歴史がそのまま刻まれています。

かつて国を奪われて自分の切手も持てなかった朝鮮人民が今は、誇らしく、堂々とした社会主義朝鮮の尊厳と気概を描いた切手を多くつくって世界に金日成民族の栄誉を輝かしているのは、主席と総書記の正しい導きがあったからです。

金日成主席と金正日総書記の導きの下、発展一路を辿って来た朝鮮の切手は、敬愛する金正恩同志がいて、世界にいっそう光を放つでしょう。