朝鮮の観光業

朝鮮の観光業

9月27日は世界観光の日です。朝鮮はチュチェ76（1987）年、世界観光機関に加盟してから、世界的な観光業に積極的に参加し、その要求と原則を守っています。

昔から山紫水明の地として広く知られた朝鮮には素晴らしい観光地がたくさんあります。ピョンヤン*1とケソン*2、ウォンサン*3とナンポ*4をはじめ、国のいたるところに多くの観光地と宿舎が新設または増改築され、観光の発展の有利な条件と可能性を与えています。

ピョンヤンには大建築をはじめ社会・文化観光の資源がとても豊かです。テドン川*5の岸辺に建てられたチュチェ思想塔*6の展望台に上がりますと、ピョンヤン市の美しい全景が一目に見渡されます。

凱旋門*7、チョンリマ*8の銅像、典型的な朝鮮式の建物である人民大学習堂、科学技術殿堂、ミレ科学者通り*9、リョミョン通り*10などこの時代を代表する多くの建築がピョンヤンの壮大な姿に彩を添えています。

世界文化遺産に登録されたコリョ・ソンギュン館*11、ワンゴン王陵*12と王宮の跡のマンウォル台*13、ソンジュク橋*14など歴史遺跡の多い古都であるケソンは観光名所です。ケソンには世界的にも名だたるケソン・コリョ人参酒の工場があります。

ソンドウォン*15とマジョン*16など、朝鮮東海岸の海水浴場は国内はもとより、外国の観光客をひきつける有名な海洋スポーツ観光地となっています。総合的なウインター・スポーツ施設であるマシク峰スキー場*17は山地スポーツの観光地として広く知られています。

名勝の国として知られた朝鮮には名山もたくさんあります。四季を通して白雪を戴いて巍然とそびえているペクトゥ山*18、水晶のような清い水が流れ落ちる滝と絶妙な峰峰で天下の絶勝と呼ばれるクムガン山*19，そしてミョヒャン山*20とチルボ山*21、クウォル山*22など名山には自然の美しさがそのまま保存され、環境汚染がないので、なおも人々が関心を持っているようです。

朝鮮では蒸気機関車ファンの観光、自転車ファンの観光、サーフィン観光、飛行ファンの観光、マラソンをはじめスポーツ観光など様々なテーマの観光も行っています。

朝鮮の観光業は今、新たな発展の高い段階に入っています。海岸観光地区、温泉観光文化地区といった新たな観光地区が盛んに造られており、観光業に国家的な関心が向けられています。

朝鮮の観光業は今後とも世界各国人民との友好と協力、交流を深めるのに大いに寄与するでしょう。

（観光）