朝鮮の統一運動の礎―民族自主の原則

朝鮮の統一運動の礎―民族自主の原則

朝鮮人民は、半世紀以上も続く民族分断の悲劇に終止符を打ち、国を統一する為闘っています。朝鮮の統一運動の礎は民族自主の原則です。

民族自主の原則は、国の統一目指す闘いで朝鮮民族皆が変わりなく守り徹底させるべき、民族の運命改革の根本の原則です。自己の運命を自分が責任持ち自分の意思通り自主的に切り開くのは、個々の民族の神聖な権利です。朝鮮民族は国の統一偉業を自主的な意思と要求通り、自力で成し遂げる民族自主の原則を守っています。

民族自主の原則が統一目指す運動の礎になるのは、それが正に国の統一の盟約だからです。国の統一問題に外部勢力が介入すると問題は複雑になるだけで、挙句の果ては破局的な事態が招かれるでしょう。これは歴史と現実から見出した真理です。

嘗て順調に発展していた北と南の和解プロセスが、外部勢力によって曲折を経たのが一度や二度の事ではありませんでした。朝鮮民族は民族自主の原則を堅持して民族の尊厳と自主権を守り、民族の意思と要求に合わせて国の統一繁栄を成し遂げる為励んでいます。

民族自主の原則が朝鮮の統一目指す運動の礎になるのはまた、それが国の統一偉業で主体を強化しその役割を高める絶大な力だからです。どのような運動であれ主体的勢力の自覚と団結した力によって勝利します。朝鮮人民の国の統一目指す運動も、主体的勢力をあらゆる面から強化しその役割を高める時初めて最終的勝利を収める事が出来ます。

国の統一の主体は他ならぬ全ての朝鮮民族です。統一の主体を成している民族の構成員皆が、統一目指す運動の主人としての自覚を持って一つに固く団結すれば国の統一は可能になります。全民族が志と力を合わせれば解決出来ない難問は無く越えられない壁もありません。

昨年朝鮮では3回に亘る北と南の首脳対面と会談が行われ、民族自主の精神を盛り込んだ板門店宣言と9月平壌共同宣言が採択されました。北と南の関係でのこの驚くべき変化は、北と南が心と力を合わせれば朝鮮半島を最も平和で永遠に栄える民族の生活の場に変える事が出来るという核心を民族皆に持たせました。

朝鮮人民は民族自主・民族団結の力で必ず国の統一を実現するでしょう。

（チュチェ思想）