朝鮮の少年運動は

朝鮮の少年運動は

6月6日は朝鮮少年団創立66周年に当たる日です。この日に際して、ピョンヤンでは国中の祝福の中、朝鮮少年団創立66周年祝賀の催しが盛大に行なわれます。

今、国中の人民と少年団員皆は大きな感激と歓喜に包まれ、少年運動の発展に尽くした不世出の偉人たちの熱い配慮を感慨深く思い起こしています。朝鮮少年団、この名を呼んで見ると、金日成主席が革命活動を始めた時に結成したセナル少年同盟が先ず思い浮かんできます。

早く革命の道に出で立った時から青少年問題を革命の将来にかかわる重大な問題と見なして深い関心を払った主席は1926年12月15日、朝鮮の初の革命的少年組織であるセナル少年同盟を結成しました。今から80年余り前のことです。セナル少年同盟は朝鮮少年運動の歴史的な根元となりました。

その後、朝鮮の独立と世界の無産階級の解放のために常に準備することを基本任務とする児童団と少年中隊が抗日武装闘争の最中に生まれました。これは主席の少年運動重視思想の誇らしい賜物でした。

朝鮮が解放された翌年の1946年6月6日、主席は抗日児童団の輝かしい伝統を引き継いだ朝鮮少年団を創立しました。少年団の創立は朝鮮の少年運動をさらに発展させるための新たな里程標をつくった歴史的な出来事でした。

主席の導きの下で少年団員みなは幸せに満ちて思う存分学び育ち、党と指導者への限りない忠誠心と国と人民への愛の心、気高い道徳的信義を身に付け、組織性、規律性があり、真面目で素直な革命的な世代に、革命の頼もしい継承者にそだちました。

金日成主席の正しい導きのもと、栄えある闘争の道を歩んで来た朝鮮少年団は、金正日総書記の細かい指導と愛情の中で新しい全盛期を迎えました。早くから青少年活動を革命の未来にかかわる重要な問題と見なした総書記は、指導者に対する観点と革命偉業継承の見地から少年団の使命を新たに規定してチュチェの少年運動思想を立派に発展させ、少年運動を勝利、栄光の一路へと導きました。

総書記は少年団員みなが知、徳、体を兼ね備えた先軍の時代の少年革命家にしっかり準備し、社会政治活動とよいことをする運動を広く行なって国を熱烈に愛し、輝かしていく愛国者に育つよう導きました。実に、朝鮮少年団がチュチェの革命偉業、先軍革命偉業の頼もしい継承者の誇りをとどろかしてきた66年間は、不世出の偉人たちの主体的な少年運動の思想と指導業績によってさらに輝く栄えある道程です。

革命の未来のために抗日の20年間、険しい道を乗り越えてきた金日成主席とその大志を受け継いだ金正日総書記の気高い志は今、金正恩同志によってそのまま引き継がれています。金正恩同志は金日成主席の生誕100周年を迎えて国中の生徒たちに新しい制服を供給するようにしました。そして、朝鮮少年団創立66周年を祖国の歴史に特筆すべき大祭典にするよう措置を取り、2万人あまりの模範的な少年団員をピョンヤンに招きました。

朝鮮少年団創立66周年祝賀行事の代表に選出されたピョンヤン第一中学校のキム・ミソンさんの話です。

「私は平凡な労働者の娘です。私が代表に選出された日、家族みなは敬愛する金正恩先生の熱い愛情に感激の涙を流しました。私は敬愛する金正恩先生の愛情に報いるためもっと熱心に勉強し、少年団活動の先頭に立ちます。そして、先軍の時代の立派な科学者になります」

少年運動の発展に尽くした不世出の偉人たちの意志をそのまま引き継いだもう一人の偉人である金正恩同志の導きの下、朝鮮の少年運動は一層の発展を遂げるでしょう。