朝鮮の声郵便箱220605

「朝鮮の声」郵便箱 2022.06.05

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

カン・ソンヒ：いよいよ雨が降り出しましたね。

シン・ヨンイル：はい。

カン・ソンヒ：4月から5月にかけて殆ど雨が降りませんでしたが、この前から小降りではあっても少しずつ雨が降り始めたわけです。

シン・ヨンイル：はい。でもまだまだ日照りがすっかり解消されていない平壌ですが、皆さんの地方ではどうでしょうか？

ダーモット・ハードソン氏の文「これまでの10年間、人民を導く」

カン・ソンヒ：さて、偉大な金日成主席の生誕110周年と偉大な金正日国防委員長の生誕80周年になる今年、「朝鮮の声」では作文コンクールを行なっていますが、今各国からその作品が引き続き届いています。

シン・ヨンイル：では応募作品の中から1つご紹介しましょう。

カン・ソンヒ：今日はイギリスの方から届いたものですよね？

シン・ヨンイル：はい、そうです。イギリス・チュチェ思想研究会の会長で、イギリス朝鮮友好協会の会長であるダーモット・ハードソン*1氏の文です。ハードソン氏は博士号も取得しています。

カン・ソンヒ：はい。ハードソン氏は「朝鮮の声」放送を熱心にお聴きになっていますが、今回ご応募なさった文の題名は……。

シン・ヨンイル：はい。

カン・ソンヒ：「これまでの10年間、人民を導く」、「これまでの10年間、人民を導く」です。

シン・ヨンイル：ハードソン氏は書き下ろしの文を、こう切り出しています。

「今年の4月、朝鮮人民は偉大な金日成主席の生誕110周年と朝鮮人民革命軍の創建90周年を迎えた。また敬愛する金正恩総書記を党と国家の首位に推挙してから10年になるこの4月である。金正恩総書記はこれまでの10年間、人民の利益と国の自主権を確実に守るというとても有能で精力的な指導者の資質を立証した。私達は敬愛する金正恩総書記が2012年4月15日の閲兵式で行った初の公開演説を覚えている。私の視点で考察すると演説ではとても重要な2点が上げられる。先ず金正恩総書記が自主の道・先軍の道・社会主義の道をまっしぐらに進む、正にこれに朝鮮革命の永遠の戦略があり最終的勝利があるという事。次に世の中で1番善良な朝鮮人民、あらゆる困難にもめげず労働党に忠実に従う朝鮮人民が再びベルトを締め付ける事無く、社会主義の全ての幸福を営むようにするのが朝鮮労働党の固い決心だと誓約した事である」

カン・ソンヒ：はい。ハードソン氏はその文で、帝国主義者が朝鮮の社会主義制度の名誉を傷つける集中的な世論操作と心理的な攻勢に転じている中、金正恩総書記が洞察力の鋭い有能な指導者の資質を遺憾無く示した事に触れています。そして今年の1月に行なわれた朝鮮労働党中央委員会第8期第6回政治局会議で国防を補強し臨時に保留した行動を再開することを決定し、3月24日、総書記の指導の下に新型大陸間弾道ミサイル「火星砲17型」の試射が行われた事を称えています。

シン・ヨンイル：はい。ダーモット・ハードソン氏は、こう続けていますね。

「敬愛する金正恩総書記の指導の下に全ての部門が急速に発展し、朝鮮人民は多くの事を遣り遂げた。朝鮮は経済建設と核武力建設の併進路線を実行してチュチェの核強国、大陸間弾道ミサイルの強国となった。朝鮮の経済は自力更生の旗印、敬愛する金正恩総書記の指導の下に急速な成長振りを見せている」

カン・ソンヒ：ハードソン氏は共和国が地下鉄用の電動車とトロリーバス、新型のトラクター等を生産し、建設部門で大きな成果を収めた事にも触れています。そして平壌市に倉田通り*2と銀河科学者通り*3、未来科学者通り*4、黎明通り*5、また1万世帯の丸ひとつのニュータウンと普通川*6の岸辺に素晴らしい住宅地区が新しく建てられた事、更に平壌だけでなく遠く北国の三池淵*7に丸ひとつの新しい都市が建てられ、農村にも住宅が建てられている事を書いています。

シン・ヨンイル：ダーモット・ハードソン氏は、金正恩総書記が水害に見舞われる度に被災地の住民に新居を早く建ててやるよう手配した事も感動深く表わしています。そして朝鮮人民のこれら全ての成果は「十分な条件がつくられた上で成されたものは1つも無い」と強調し、こう続けています。

「朝鮮人民はアメリカ帝国主義と国連の最も苛酷な制裁に直面した。敵対勢力は軍事的プレッシャーと挑発を続け、また朝鮮人民はパンデミックの大流行病の危機にも迫られた。朝鮮民主主義人民共和国は2020年の初頭、国境を閉鎖した。それ以来国境を閉鎖したまま2年以上も生き抜いてきた。他の国だったらただの数日間も耐えられなかっただろう」

カン・ソンヒ：文の終わりの部分でダーモット・ハードソン氏は、金正恩総書記が反社会主義・非社会主義の現象との闘いを開始した事に触れています。ここでは金正恩総書記が社会主義の生活様式・道徳的気風を確立するのが朝鮮の思想と社会主義制度を守り輝かせる為の深刻な政治闘争・階級闘争だと宣言し、それを正しく導いて来た事を資料を挙げて説明しています。そしてこう締め括っています。

「ブルジョア帝国主義の思想は社会主義を破壊する陰険な毒素である。これは人体に沁み込む疾病のように社会主義の国に秘かに侵入する見えざる音の無い敵となりうる。正に帝国主義・ブルジョア思想と文化は大流行病に比肩出来る。金正恩総書記は以前の東欧社会主義諸国のように、朝鮮民主主義人民共和国が崩壊の落とし穴に陥らないようにした。私達は敬愛する金正恩総書記のこれまでの10年間の最も素晴らしい指導に敬意を表わすものである」

シン・ヨンイル：はい。「朝鮮の声」放送に素晴らしい文をお送りになったイギリス・チュチェ思想研究会の会長でイギリス朝鮮友好協会の会長であるダーモット・ハードソン博士に、心からのお礼を申し上げます。

カン・ソンヒ：はい、お礼を申し上げます。「朝鮮の声」放送の作文コンクールは10月末まで続く予定です。皆さん、どしどしご応募なさって下さい。

シン・ヨンイル：では皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

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