朝鮮の声郵便箱200503

「朝鮮の声」郵便箱 2020.05.03

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

カン・ソンヒ：この頃の平壌はちょっと遅い感はしますが花冷えも過ぎ、また暖かくなりましたが、皆さんの地方では如何ですか？

シン・ヨンイル：そうですね。先週は朝の気温が何と2度まで下がり、北国では氷点下になって雪になるという所もあるほどでしたね。

カン・ソンヒ：はい。さて、先ず、メーデーを迎える皆さんにお祝いの挨拶をお送りします。この頃も新型コロナウイルスによる感染症の防疫の為の重大措置が執られ、リスナーの皆さんからのお便りが途絶えている中、埼玉県のほしのあきらさん、ほしのあきらさんからまたもや偉大な金日成主席の生誕日、4月15日の太陽節をお祝いするファックスが届きスタッフの皆を大いに喜ばせています。で、ほしのあきらさんのファックスによるお便りをご紹介しましょう。

ファックスの紹介

シン・ヨンイル：ほしのさんは、こうお書きになっています。

「偉大な領袖金日成主席生誕108周年を心よりお祝い申し上げます。朝鮮民族最大の祝日である太陽節を心よりお祝い申し上げます。今年は例年のような音楽祝賀行事が無いのが残念ですが、これは新型コロナウイルスの感染拡大防止の為ですから致し方無いものと思います。いつもと異なる4月の祝日ですが、過日、YouTubeで共同通信配信の動画を見ました。マスク姿の人民達が挙って万寿台の丘の主席の銅像に献花している姿でした」

カン・ソンヒ：ほしのあきらさんもファックスにお書きになりましたが、新型コロナウイルスの世界的な流行の為大規模な祝賀行事は催していませんが、人民の指導者、世界の太陽を仰ぎ慕う世界人民の称賛の声は一層熱くなるばかりです。

シン・ヨンイル：各国の元首と友人の皆さんからの祝電、リスナーの皆さんからのファックス等に込められた熱い敬慕の念と称賛の思いに接する度に、傑出した偉人を永遠の指導者、世界人民の永遠の太陽と仰ぐ大きな誇りを胸熱く感じている私達です。

カン・ソンヒ：ほしのあきらさんはファックスで、「朝鮮の声」日本語放送の書簡係として30年以上も奮励努力したリ・オクチュンさんの手記を聞いたご感想を、こう披瀝しています。

「19日の『「朝鮮の声」放送へようこそ』では、元放送委員会スタッフのリ・オクチュン先生の手記が放送されました。先生にそんな過去があったとは知りませんでした。両親が亡くなって本当に寂しい思いだったかと思います。しかしながら金日成主席の大きな配慮の下、愛育院で育ったのですね。リ先生の直筆のお便りには本当に励まされたものでした。たまに放送でお声が出来たのも*1、とても親近感がありました」

シン・ヨンイル：日本語放送では今回の太陽節を機に、リ・オクチュンさんの手記「私は孤児ではありません」を4回に分けてお送りしました。偉大な金日成主席の配慮により愛育院と初等学院、平壌外国語学院と平壌外国語大学を卒業し放送関係者になって以来、リさんは仕事に励みました。リスナーの皆さんを実の親兄弟と見做し、今も皆さんが朝鮮人民の親しい友になる事を願って、思い出の中、楽しい余生を送っています。

カン・ソンヒ：ほしのあきらさんはまたファックスで、こうお書きになりました。

「ところで先日の貴放送の朝鮮語放送で私のお便りを読んで頂き、ありがとうございました。日本語放送だけではなく朝鮮語放送でもファックスによるお便りを紹介して頂き、感謝申し上げます。新型コロナウイルスが中国と南朝鮮ではピークが過ぎたようです。日本は全国が緊急事態宣言です。引き続き手洗い、うがいをして参ります」

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送への航空便が途絶えた今、ファックスで引き続き連携を保っているほしのあきらさんに、お礼を申し上げます。これは放送とリスナーの間の友好の絆が如何なる環境の中でも、変わる事なく繋がれるという端的な実例だといえます。ほしのさんがリさんの手記をお聞きになったご感想までお送りになって、今日のこの時間、一層有意義なものになったようです。

カン・ソンヒ：一日も早く新型コロナウイルスが無くなって、思う存分友好の情を分かち合うその日の為に共に頑張って参りましょう。

シン・ヨンイル：では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）