暖かい手

暖かい手

世界各地で、頻繁に発生する災害性異常気象によって、計り知れない人的・物的被害を受けています。朝鮮も例外ではありません。しかし、そのたびに、人民を見守る暖かい手が差し伸べられました。

チュチェ108（2019）年9月初め、台風13号が朝鮮に影響を及ぼすという予報が伝えられました。敬愛する金正恩総書記は9月6日、朝鮮労働党中央軍事委員会緊急拡大会議を開いて、国家的な緊急災害防止対策を協議しました。これによって、全国的に人員と運輸機材の移動を極力制限する国の措置が取られました。

台風13号がピョンヤン市を通るその日、市民は安全な所で台風一過を待っていました。強風が吹きすさび、雨が降り注ぐその時、一台の車がピョンヤンの街を走りました。台風で人民が被害を受けるのではないか確かめるため、総書記は直々ハンドルを握って、街を見回りました。

台風13号が朝鮮領内から完全に離れるまで、総書記は人民のため一時も安心できませんでした。その導きがあって、朝鮮人民は台風被害を防ぐための万端の準備を整え、自然の猛威を無難にやり過ごしました。

2020年は3回も台風に見舞われ、各地域で甚だしい損失を被りました。その時も、総書記は各地方の被害現場に出向いて、その実態を直接把握し、党と共和国政府が全力を尽くして人民の生命の安全を守り、生活を落ち着かせるために万全を期すことを指示しました。それで、被災地が短期間に姿を一新し、住民は日常生活に戻りました。

この国の人誰もが常に感じるものがあります。

人民を見守る暖かい手がいつもそばにあることを・・・

（政治―為民献身）

• 2019.09.07 朝鮮労働党中央軍事委員会緊急拡大会議が招集されました　朝鮮労働党中央軍事委員会金正恩委員長が会議を指導しました