明日の森林を保証する

明日の森林を保証する

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の金正恩同志は、チュチェ103（2014）年11月、国土環境保護省が管轄する中央育苗場を現地指導し、森林復旧を自然との戦争と見なして、全党、全軍、全人民が総出で森林復旧戦闘を行うことを熱く呼びかけました。その呼びかけに答えて、人民の皆が森林復旧に励んだ結果、国の森林がいっそう美しく、有用なものに変わっています。

ここでご紹介する中央森林設計技術研究所の設計チームは、森林復旧の縁の下の力持ちと言えます。中央森林設計技術研究所は国レベルの森林設計の作成と設計技術の研究所です。森林復旧の第一線に私たちが立っている、私たちが作成した設計図面で明日の森林を保証すべきだ、これは研究所の設計チームの心に深く刻まれた自覚で使命感です。この自覚と使命感は設計図面の点一つ、線一つにもそのまま込められています。

遠い将来にも見劣りがしないよう科学と技術で保証しようとのここの人たちの献身的な努力によって、前の方式では2、3年はかかると言う森林建設の展望計画も僅か1年の間に作成されました。またそれぞれの地域の山々の標高と土壌条件、気象条件などに適した樹木の配置を、経営目的に従って科学的に正しく盛り込まなければならない段階別計画の作成も短期間に終えました。

一日も早く、明日の森林を保証する設計を作成しようと、ここの人たちが行った設計合評会、上り下りした山々、そして先進的な森林科学技術を国内の現実に適用するための研究はどれぐらいか分かりません。

ここの人たちが完成した森林設計があって、多くの労働力と木の種子、設備を無駄なく残らず集中して、森林復旧を高い水準で推し進める突破口が開かれました。さらに各地で適地適樹、適期適樹の原則で木を植えるよう働きかけて、活着率を高めています。

中央森林設計技術研究所のシン・ソンチャン研究室主任のお話を聞いてください。

「私たちが受け持っている仕事は、明日の森林を保証するとても重要なプロジェクトだと言えます。国の全ての山を有用な山につくらなければ、これを自覚して、目下の条件は困難でも、国の森林政策の実行で使命と任務を忠実に果たすため発奮しています」

国の森林造成全般をさらに高い段階に引き上げるための設計の作成はもとより、その実行を科学技術的に保証するためのここの人たちの努力は続いています。

（フィーチャー）