投資家の関心を集める経済開発区

投資家の関心を集める経済開発区

朝鮮民主主義人民共和国は対外経済の発展と人民生活の向上のために経済開発区を増やし、活性化することに力を入れています。国家規模で投資に有利な法律的環境を築くことに第一義的な関心が向けられています。

朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法第2章第37条には｢国家はわが国の機関、企業、団体と他国の法人、もしくは個人との企業合弁と合作、特殊経済地帯での色々な企業創設、運営を奨励する｣と規制されています。

2013年5月、ウォンサン・クムガン山国際観光地帯をはじめ国の特殊経済地帯に適用される基本法として経済開発区法が採択され、その施行のための経済開発区の管理機関運営規定、企業創設運営規定、労働規定、不動産規定などが採択され、施行されています。国家が経済開発区に投資する他国の投資家の権利と利益、財産と身辺安全を法律的に保証しています。

朝鮮民主主義人民共和国経済開発区法には、他国の投資家は地帯に投資して合弁、合作、もしくは独自で企業を創設し、運営することが出来、平等な地位が保障されると規制されています。経済開発区法によって他国の法人、個人と経済組織、海外同胞は経済開発区に投資することが出来、企業、支社、事務所などの設立、経済活動での自由が保障されます。また、投資家は土地利用、労力採用、納税などの分野で特恵が保障されます。

このような朝鮮の法律的環境に他国の投資家、実業家が大きな好奇心を表しており、朝鮮の開発区に対する投資家の数が日を追って増えています。

有名な観光地、観光連携地として朝鮮東海の｢真珠｣と呼ばれるウォンサン・クムガン山国際観光地帯、大自然の樹海の中に位置する朝鮮北部のリャンガン道のヘサン経済開発区とム峰国際観光特区など開発価値が大きく、自然・地理的条件に恵まれた朝鮮の開発区は投資のチャンスを模索する投資家の新たな活躍舞台になるでしょう。