恥知らずの対決醜態

恥知らずの対決醜態

先日南朝鮮で開かれた冬季オリンピックの閉幕式に参加する為、共和国の高位級代表団が南朝鮮を訪問しました。これは民族皆の願いが込められた北と南の関係改善の意思と崇高な民族愛からのもので、南朝鮮の各界から歓迎され国際社会も積極的に支持しました。

ところが自由韓国党をはじめ南朝鮮の保守勢力は、自分の祭りを祝いに来た客に向けて悪口を叩き乱暴に振舞った挙句、「天安艦爆沈、爆弾」等と言って対決の芝居*1を演じました。それを目撃した南朝鮮の各界は保守勢力の狂気沙汰にうんざりして身震いをし、糾弾と呪いの声を浴びせ、ネット上には「獣の皮を被った者達だ、無様な格好だ」等の非難が飛び交いました。

南朝鮮の保守勢力の妄動は、民族の和解と北と南の関係改善の為の共和国の誠意ある努力と措置に対する許せない挑発で、国の統一への民族の熱望に水を差し、破滅の危機から逃れようとのヒステリックな足掻きです。南朝鮮の保守勢力が世界の目の前で恥知らずに醜態を演じた理由は他にありません。歴代の保守政権が凍て付かせた北と南の関係の破局という厚い氷が、北と南の和解の熱風によって一瞬にして解けるのを恐れた為です。

今、南朝鮮の民意は全て北と南の関係改善を志向しており、同じ民族との対決で生き長らえた保守勢力は歴史の岸辺に押し遣られています。慌てふためいた保守勢力は何としても同じ民族を陥れ、極端な対決の意識を煽り立てて民意の非難を躱し、幾許も無い余命を保とうと足掻いています。この度保守勢力が共和国の高級代表団を中傷した挙句、天安艦沈没事件まで取り出したのを見ますと、対決にすっかり狂った事が分かります。

天安艦沈没事件は2010年、南朝鮮の保守勢力がその真相が究明されなかったにも拘らず、北と南の関係を潰し政権の危機から逃れる為に矢鱈と「北の行いだ」と決め付けた、共和国に対する特大の謀略劇です。当時保守勢力は、途方も無い「北の行い説」がフィクションであった事が暴かれるのを恐れて、真相究明の為の共和国国防委員会検閲団の調査を必死になって阻む等、共和国の正当な要求を全て拒みました。

その保守勢力がこの度、天安艦沈没事件を又もや取り出して共和国の高位級代表団の南朝鮮訪問に反対する対決の芝居*1を演じた事によって、国の統一を何としても阻もうとの醜悪な正体だけを曝け出し世界の嘲笑の的となりました。南朝鮮の政界でも、「今回の冬季オリンピックで唯一の汚点があるなら、それは共和国の代表団に対する自由韓国党をはじめ保守野党の対決妄動であった」と非難の声を上げています。

現実は、自由韓国党をはじめ南朝鮮の保守勢力が、北と南の和解と民族の団結の為に一日も早く根こそぎにしなければならない毒草である事を、改めて実証しています。

（時事評論）