後方も前線と同じ

後方も前線と同じ

1950年代の朝鮮人民の祖国解放戦争は前線と後方の区別がなく、人民みなが偉大な金日成主席の周りに一丸となって、決死の抗戦を繰り広げた戦争でした。金日成主席は前線の物質的需要を満たすため、戦時の生産に先ず力を入れ、エネルギッシュに導きました。

朝鮮革命博物館の解説係であるキム・チュンエさんのお話を聞いて見ましょう。

「金日成主席は戦時の生産で何よりも、兵器と軍需品の生産を増やすことに人民みなを奮起させました。主席は戦争の開始と共にすぐ、国の経済を戦時体制に改編する一方、戦時の生産を増やすための積極的な対策を講じました。それで必要な軍需工場が新設され、小規模な工場も国のいたるところに整えられました」

戦争の時、金日成主席は危険を冒して各工場と企業を現地指導しました。チュチェ40（1951）年2月、ある軍需工場を訪れた主席は、兵器と弾薬を生産するのは祖国解放戦争の最終的勝利を早めるためのもので、朝鮮の地形と朝鮮人の体質に会う兵器を質的により多く生産することに触れました。そして、戦時の生産を強力に進めるための戦時増産競争運動を発案し、正しく導きました。軍需工場の労働者は「後方も前線だ！」とのスローガンを掲げて、侵略者との決戦を繰り広げる思いで、戦時の生産に励みました。

主席は軍需工場の労働者の生活も温かく顧みました。坑道に展開されたある軍需工場を何度も訪れ、濡れた服と履物を乾かす間もなく、腰をかがめて狭いトンネルを通ったり、垂直の梯子を上がったりして各職場を見ました。そして、油にまみれた労働者の手を取って励ましてやり、芸術公演も見て、生活に不便を感じないよう浴場と診療所も整えるようにと言いました。これは軍需工場の労働者を大いに力づけました。

金日成主席は戦時の食糧増産と戦時輸送、前線への支援へと後方の人民を呼び起こしました。

このように金日成主席の正しい指導の下に戦時の生産と輸送、前線への支援に人民みなが奮い立って、戦争の最終的勝利に多大な寄与をしました。

（フィーチャー）