待ち遠しい時間（セマウル小学校）

待ち遠しい時間

ピョンヤンのピョンチョン区域*1セマウル小学校に行って見ますと、どの教室でも授業の時間を待っている生徒たち、また授業の時は目をぱっちりして勉強に熱中する生徒たちの姿が目につきます。その姿に待ち遠しい授業、充実した授業の時間を生徒たちに提供しようと、努力を惜しまなかったここの学校の先生たちの姿を見るようです。

ではチュ・ソンシル校長のお話を聞いて見ましょう。

「分科別、また先生同士に競争して、先生の資質を一段階引き上げ、それに合わせて全ての科目に生徒本位の教授方法を取り入れることに主眼を置いています。生徒たちが視覚的に、原理的に学べるように、つまり生徒たちのクリエーティブな応用能力の開発のための新しい教授方法の創造へと仕向けています。課外クラブを活発に運営していますが、ここでも新しい教授方法を適用して、生徒たちを多面的な人材に育てることに力を入れています」

先生たちが新しい教授方法を競争的に作り出している中、室内条件で光線の概念と特性を原理的に認識させる方法、コンピューターでITを習得させる方法など価値ある教授方法が編み出されました。

特にアニメ、クイズ、ゲームなどの形式の教育用コンテンツを通しての方法は、生徒自身が興味を持って勉強に臨むようにするので、全国的な教授コンクールで高く評価されました。

これらの教授方法によって授業が生徒たちには待ち遠しい時間となり、それはそのまま生徒たちの実力向上へと繋がっています。

（文化―教育、保健医療）

• 2022.08.09 教育部門で成果が達成されています