幸せ溢れる宮殿

幸せ溢れる宮殿

共和国の至るところに少年宮殿と少年会館、少年団キャンプ場を始め子供たちの課外教育施設がきちんとそろっています。ここで子供たちは思う存分楽しみ、才能を伸ばしています。

ピョンヤンのチャンデチェという景色の美しい丘に建設されたピョンヤン学生少年宮殿にも科学、芸能の各クラブがあります。子供たちは放課後、好きなクラブで存分に才能を伸ばしています。

ピョンヤン学生少年宮殿のキム・ソンファン副総長の話です。

「宮殿を訪れる多くの外国人はピョンヤン学生少年宮殿は生徒たちの知恵と才能を伸ばす希望の宮殿、学びの宮殿、幸せの宮殿だと羨んでいます。そして次の世代を大事にした金日成主席を高く称えています。みな朝鮮で実施している全般的11年制義務教育も素晴らしいが、少年宮殿などの課外教育まで無料だとは本当に驚いたと口を揃えて言っています。その通りです。この宮殿を見ても子供たちに寄せる社会の恩恵がどんなに大きいかよく分かります」

朝鮮が解放された後の1947年11月のことです。ピョンヤン市の愛国的な企業家、商人が新しい国づくりに使って欲しいと国に金を寄付しました。全てが不足がちで国の状況が苦しい中でも主席はその金で子供たちの宮殿を建設するようにしました。主席は昔は王が宮殿を所有したが解放なった今は宮殿が子供たちのものにならなければならないと述べ、景色の美しいチャンデチェに敷地まで見立てました。

宮殿の建設中にアメリカが戦争を引き起こし、宮殿はことごとく破壊されました。戦争に勝利した後、内閣決定によってピョンヤン学生少年宮殿の建設が再び始まりました。主席は何度も設計図と模型を見て国の「王様」である子供たちの宮殿らしく大きく立派に建設しなければならないと教えました。

1963年9月、ピョンヤン学生少年宮殿は当時、ピョンヤンで一番大きい建物に建設されました。金日成主席と金正日総書記は数十回も宮殿を訪れ、教育設備と機材も一番よいものをそろえるよう深い関心を向けました。宮殿でクラブ活動をした子供の中、後で有名な科学者、名優、人民スポーツマン称号受賞者が多く排出しました。

人民俳優称号を受けたチェ・サムスクさんの話です。

「私は小さい時からとても歌が好きでした。毎日放課後に学生少年宮殿のクラブ室で歌の勉強をした時のことが忘れられません。あの時は小さくてそのご恩がよく分かりませんでした。大きくなって舞台で脚光を浴びるたびに子供の頃から才能を伸ばせるようあらゆる条件を保障した金日成主席と金正日総書記の配慮が思い出され、目頭が熱くなったりしました」

ピョンヤン学生少年宮殿だけではありません。ピョンヤンにクァンボク街*1が建設される時も金日成主席は学生少年宮殿をもう一つ建設しようと述べ、マンギョンデ学生少年宮殿を建設するようにしました。

そして宮殿の建設がたけなわの時には国の「王様」である子供たちの宮殿なので心を込めて立派に建設すべきです、子供たちのためなら惜しいものがありませんと述べ、必要な資材と設備を全て保障しました。

その愛情に支えられて朝鮮の子供たちは国の未来に、頼もしい担い手に育っています。次の世代を大事にする不世出の偉人たちの意志をそのまま引き継いだ敬愛する金正恩同志によって社会主義朝鮮の未来はさらに輝くでしょう。