幸せな共和国の老齢者

幸せな共和国の老齢者

共和国の老齢者が楽しく楽観に満ちた生活を営んでいます。老齢者の一日の日課をちょっと見ますと、まず、孫たちと一緒にプロムナードを散策し、朝の体操などの簡単な運動をすることから始まります。

立派に作られた公園や川のほとりで国際、国内競技の結果について自分なりの見解を出し合ったり、釣り糸をたらして魚とりに余念がなかったり、と、あちこちに老齢者の姿が見られます。また、街と村のいたるところに築かれた公園などで将棋とユッ遊び*1、このユッ遊びは日本のすごろくに似ています。将棋とユッ遊びを楽しみ、涼しい木陰で読書に熱中する姿も見られます。

祝日や日曜日の生活はなお異彩を放つものです。チャンゴ、大鼓（おおつづみ）を打ち鳴らしながら踊りの輪を繰り広げたり、スポーツ公園でバスケットやバレーボールの熱戦を観戦したりします。

楽観に満ちたその姿はおのずと生まれるものではありません。老齢者に格別の配慮を寄せる朝鮮労働党と共和国の政策があって元気な体で楽しく幸せな生活を営んでいるのです。社会と家庭でも老齢者は尊敬され優遇されるので、長寿者は増える一方です。

共和国では90歳になりますと長寿者として登録され、その健康に特別の関心が向けられています。また100歳以上の長寿者には誕生日祝いのプレゼントが贈られます。そして、定年になった功労のある人たちで協会を設け、その人たちの専門の知識と技術、豊かな経験を生かして国と社会のためになることをするようにしています。

朝鮮老齢者保護連盟中央委員会のファン・チョルホ部長のお話です。

「老齢者の保護は国と社会の大きな関心の中で行われています。2003年4月、朝鮮老齢者保護連盟が組織され、2007年4月には『朝鮮民主主義人民共和国老齢者保護法』が採択されました。連盟では老齢者の便宜と生活環境を保障し、その社会的ムード作りのためのいろいろな活動が行われています。そして、人口の高齢化、老齢者の保護のことで国際機関との連携と協力を密にしています」

朝鮮労働党と共和国の正しい政策により、老齢者の生活環境はいっそう充実したものになるでしょう。