常に人民と共に

常に人民と共に

偉大な金日成主席の生誕日、4月15日の太陽節は今年で105年の年輪を刻んでいます。

この日を迎え、朝鮮人民は金日成主席の偉大な生涯を胸熱く思い起こしています。主席は、生涯を通して国と民族に尽くし、人民と苦楽を共にしたことにこの上ない満足感を覚えました。

人民と共に過ごした一生！

主席にとって一番の喜びと幸せは、人民の中に入る時、子供たちと共にいる時でした。

雨の降る朝も人民を訪ね
雪の降る夜も国を見守る
主席晴れた日にお迎えしたいのに
来た道またたどり　愛を注ぐ

北国の山村から軍事境界沿線の農村に至るまで、東海岸の漁村から西海の離れ島に至るまで国のどこにも主席の現地指導の足跡が印されています。主席が歩んだ道、会った人、訪れた所は数え切れません。それで、主席が会った人たちを合わせれば幸せな人民のみなとなり、訪れた所を合わせれば楽土の国となる、という詩もあります。

工場を現地指導する時も、まず寮から訪ねて労働者のご飯も味わい、住宅を訪ねては米びつも開けてみて、暮らし向きについて聞きました。金正淑ピョンヤン紡織工場は主席が用地を見立て、数十回も現地指導した所です。

この工場で働いているムン・ヒャンジュさんのお話です。

「早朝、工場に来た主席は、寮の食堂で汁も味わい、親心で細やかに生活を顧みました。職場や寮、工場のどこにも主席の恩情が秘められています。それで、主席への偲ぶ思いは募るばかりです」

・・・
主席に見守られ幸せなのに
尽きぬ愛　胸に人民を訪ねる

毎年、主席は子供たちの迎春公演を観ることで新年を迎え、幼い才子たちにも会いました。1年のうち、主席をお迎えした日が一番嬉しいと歌を歌っていた子供たちも今は大人になりましたが、いつまでもその日を忘れていません。

幼少期のチュチェ79（1990）年、新年を迎えて、主席の前で絵を描いたことのある美術アトリエ・センター・マンスデ創作社の朝鮮画創作団の美術家オ・ウンビョルさんのお話です。

「私は『黄金の桃』を描いて、金日成主席に差し上げました。主席は、絵が上手だ、ありがとうと言って、私を抱きました。その日は、私にとって一番嬉しい日でした」

ピョンヤン学生少年宮殿のインストラクター、功労スポーツマン称号受賞者のムン・ヨンサムさんは、主席の前で碁を打ったチュチェ81（1992）年12月31日のことを思い起こしています。

「まだ幼い子供でしたから、技は未熟でした。ですが、主席は、とても感心だ、これは朝鮮の社会主義教育制度が収めたもう一つの成果だと言って、喜びました。そして、これから私のような生徒たちをより多く育てて、朝鮮民族の優れた伝統を一層輝かせるべきだと言いました」

人民軍の部隊と職場、畑と家の庭で金日成主席に会ったことのある人たちはその偉大さを本に書きました。共和国のどの家、どの職場でも目にすることのできるその本は「人民の中で」です。

チュチェ51（1962）年3月に第1巻が出版され、昨年4月まで全105巻からなっているこの本には金日成主席への思い出を語る2000近くの回想記が載っています。「人民の中で」、ごく普通の題名ですが、その本は主席の一生が偉大なもので綴られ、燦然と輝く、ということを歴史と子孫万代に伝えています。

時が経つほど偲ぶ思いは募るばかり
人民のためなら
何でもやり遂げる
試練も乗り越える
苦労を楽しみと思い
人民を天のごとくみなした生涯

あ　人民！
5千年の長き歴史に受難多かったその名
創造の巨人、歴史の主人となった時代
最も貴く、偉大なその名
力と尊厳あるその名輝く時代
それが今日から明日へと繋がる
主席の歴史、人民の歴史と言うもの

月日は果てしなく流れる
世代は変わり、また変わる
だが、主席を迎えたその時から
この国の誰もが主席の息子と娘
代々、主席を仰ぐ世代
とわに栄える金日成民族

あ　主席と人民は
いつまでも情が行き渡り
切っても切れないもの
父の胸に抱かれた子のように
わが子を抱きしめる母のよう

その通りです。

金日成主席は常に人民の中にいます。

今日も偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記が生前の姿で安置されたクムスサン太陽宮殿と主席生誕の地マンギョンデを訪ねる人々の波は絶えることを知りません。

人民がいるところ、人民が働くところのいずこでも主席を称える歌が果てしなく響き渡り、意義深い太陽節を迎えて盛大に開かれる金日成花祭典の会場には不滅の花　金日成花が主席への人民の熱い思いを込めて咲き乱れています。

偉大な金日成主席は今日も明日も永遠に朝鮮人民の心の中に生きています。