尊敬される女性の医学博士

尊敬される女性の医学博士

朝鮮には朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会の決定にのっとり、国の繁栄を科学技術で支える女性の科学者が多くいます。金日成総合大学ピョンヤン医科大学の研究者パク・ヨンヒさんもその中の1人です。

今から数十年前、当時のピョンヤン医科大学に入学したパクさんは薬学分野に人一倍興味を持ちました。中でも1つの医薬品を液剤や粉剤の形にする剤形開発分野に強烈な好奇心が沸いてきました。

それで薬学分野の知識を着実に積み重ね、卒業後は希望通り剤形研究室の研究者になりました。山里の少女の夢を大事にして大学で勉強させ、研究者に育ててくれた国の恩に報いようと情熱の限りを尽くしました。

人体に及ぼす薬物の成分を1つ1つ分析し、当該薬物の量と質、その効果を最大に高める研究に没頭しました。副作用がなく、少量の薬物で人体に入ってきた病原体を迅速に除去できる効能のある薬物の開発に全身全霊を打ち込みました。

薬物の成分の分析、数え切れないほどの実験で疲れるときもありましたが、躊躇しませんでした。奮闘して必ず研究目標を達成しようとの強い意志、信念がパクさんを力づけました。粘り強い努力が実を結んで人の健康に役立つときは、この上ない喜びを感じました。

これまでの20数年間、パクさんは剤形開発に関する10余りの新技術を開発して実践に導入し、効能のある各種医薬品も造りました。昨年の第32回全国科学技術祭典でパクさんが開発した新型の禁煙補助剤は一番高い評価を受けました。

今もパクさんは国の人民的な保健医療政策にのっとり、使用も簡単で治療効果も高い医薬品を開発しようと探究の道を歩んでいます。

博士、助教授のパク・ヨンヒさんのお話です。

「ご存知のように共和国で女性は家庭や働き場、社会で尊敬され、大事にされて才能を思う存分伸ばしています。私も例外でありません。これからも人民の健康増進に役立つ立派な医薬品の開発に努めて、人民に愛される女性の科学者になるつもりです」

（今日の朝鮮）