子供たちのために歩んだ道

子供たちのために歩んだ道

朝鮮東海岸にあるソンドウォン*1は名だたる名勝です。ここに子供たちの宮殿であるソンドウォン国際少年団キャンプ場*2があります。

キャンプ場の責任者キム・サンヨンさんのお話です。

「ソンドウォン国際少年団キャンプ場には偉大な大元帥たちの不滅の指導の業績がひめられています。金日成主席は1959年、ここソンドウォンを訪れ、一番よいところに子供たちのキャンプ場を作ろうといい、国の事情が苦しい中でもキャンプ場を立派に作るようにしました。子供たちのためには何も惜しまなかった金正日総書記は先軍革命指導の多忙な中でも力のある建設チームを送ってキャンプ場を改築するようにしました」

金正日総書記がキャンプ場の改築を発案したのはチュチェ79（1990）年のことです。当時、情勢がとても緊張していたので、キャンプ場を改築するのは易いことではありませんでした。しかし総書記は、子供たちのために惜しむことはない、キャンプ場の改築に莫大な資金がかかるということは知っている、労働党が決心して子供たちにプレゼントするキャンプ場なので大金がかかっても大丈夫だ、子供たちのために革命を行うだけに立派なキャンプ場を作ってあげることができるならそれに増したことはない、と言いました。

その後、総書記は先軍革命指導を続ける多忙な中、キャンプ場の建設で困っていることをすべて解決してあげました。そしてキャンプ場が見事に改築された時にはあまりにも嬉しくて遠路いとわず、キャンプ場を訪れました。

チュチェ82（1993）年3月30日のことです。長時間かけてキャンプ場の宿舎と課外教育施設を見た総書記は、現代的なキャンプ場を子供たちにプレゼントできてとても嬉しい、こうしたキャンプ場を子供たちにプレゼントすると言うのは決して易いことではない、これはひたすら未来のための政治を行っているわが国でのみ見られることだと熱く言いました。

笑いさざめく生徒たちの姿を描いて見るかのように明るい笑みをたたえて、皆が次の世代のためにもっとたくさんのことをしよう、という総書記の姿は実の親そのものでした。その後、総書記は子供たちの幸せを守るため最前線の人民軍部隊を訪れ、また訪れました。「苦難の行軍」と呼ばれる程、国の事情がとても苦しかった時にも子供たちの明るい笑い声は国中に響き渡りました。

カンウォン道*3キムファ郡*4のオソンサン高級中学校に学んでいるチョン・ジヒャンさんは今年初のキャンプに参加するためソンドウォン国際少年団キャンプ場に来た時、こう話しました。

「私の故郷はオソン山*5です。オソン山には父なる金正日大元帥が祖国を守るために何度も訪れた最前線の人民軍部隊があります。父もオソン山を守る軍人です。父は私がキャンプ場へ出かける時、金正日大元帥は子供たちのためによくオソン山を訪れた、大元帥を忘れずにキャンプ生活を楽しんで欲しいと言いました。実際、キャンプ場に来て大元帥たちの銅像にまみえて見ますと大元帥が偲ばれてなりません。私はもっとたくさん学び、体も鍛えて大元帥たちと敬愛する金正恩元帥のご恩に必ず報いるつもりです」

ソンドウォン国際少年団キャンプ場は次の世代を大事にした偉大な大元帥たちの気高い思想をそのまま引き継いでいる敬愛する金正恩元帥によって子供たちの未来が花咲く恩愛こもる宮殿としてさらに美しくなりました。

世に羨むものなく幸せに育っている朝鮮の子供たちの未来はばら色に輝いています。