太陽のような笑顔が忘れられません

太陽のような笑顔が忘れられません

ケソン臓物料理専門食堂の責任者ユン・チュンイルさんのお話です。

「毎年、偉大な金日成主席の生誕日のある4月になりますと主席が恋しくてなりません。一生涯、人民の中にいて人民の幸福のためすべてを尽くした私たちの主席です。この地のどこにも主席の現地指導の足跡が印されており、数多くの人が主席に見える光栄に浴しました。私もその中の1人です。私は共和国で有名な伝統料理食堂であるチョンリュ館*1に勤めていたとき、主席に見えました。

忘れられないその日はチュチェ70（1981）年12月6日でした。私は開館を控えたチョンリュ館を訪れた金日成主席に花束を捧げるようになりました。17歳の時でした。主席の明るい笑顔を仰ぐと、まるで夢を見る思いでした。すべての幸福を独り占めしたようでした。金日成主席は長時間にわたって各食事室を見て、料理は味もうまくなければならないが、見栄えもよくなければならないとし、器のことにも細かく気を配りました。そして、チョンリュ館と食堂の名前もつけてあげました。世界には多くの国がありますが、主席のように人民が利用する大衆食堂にまで気を配った例はありません。その日、私は一生を主席が一番大事にする人民に奉仕しようと決心しました。

その時から40年近くの歳月が流れました。主席のその恩情があって、チョンリュ館は人民が喜んで訪ねる食堂となりました。主席に会った娘時代の誓いどおりに私はこれまで食堂関係に携わっています。私がいるケソン臓物料理専門食堂には毎日、大勢の人が訪ねて来ます。私は従業員と一緒に色々な臓物料理の味をより生かすため腐心しています。お客の意見やほかの食堂の経験を受け入れ、設備と環境も改善しています。来客の誰もが食堂で出す料理の味が格別だと言っています。そう言われるたびに忘れられないその日、チョンリュ館を訪れて食堂が本当にすばらしい、人民がとても喜ぶだろうと言った主席の明るい笑顔が目の前に浮かんできます。その日の主席の笑顔をいつも忘れず、一生を人民のために献身的に働くつもりです」

（今日の朝鮮）