天然記念物―ウォンサン・クムソル

天然記念物　元山クムソル

クムソルとは葉の裏に金色の線がある松の木のことで、カンウォン道*1ウォンサン市*2にあるのでウォンサン・クムソルと言います。ウォンサン農業総合大学の構内に育っています。

1890年頃、樹齢30年のものを移したのが今は、高さ30メートルの高木になりました。根元の周りは2.6メートルです。ウォンサン・クムソルはまっすぐに伸び、枝はほぼ水平に伸びて円錐形をなしています。

他の松の木とは違い、ひも状の葉が枝の端と節に20～40個ずつ付いています。種を植えるか挿し木をして繁殖させます。現在、ウォンサン・クムソルの生育状態はとても良く、朝鮮に育つクムソルとしては一番大きなものです。

偉大な金正日総書記は生前、ウォンサン農業総合大学の構内にあるこの木を見て国宝だとし、もっと大事にすべきだと述べました。

ウォンサン・クムソルは風致作りと学術の面で意義があるので、天然記念物に指定されています。