大東亜共栄圏の見果てぬ夢を果たそうとする

「大東亜共栄圏」の見果てぬ夢を果たそうとする

先日、日本航空自衛隊の戦闘機がアメリカのB-1戦略爆撃機編隊と共に、九州周辺の上空で戦争演習を行いました。それから数日後は内閣官房と静岡県が、ミサイルが飛んで来るのを想定して運行中の鉄道の電車に乗った人達を退避させる訓練を行いました。日本でこうした退避訓練が行われたのは初めての事だといいます。この度の訓練が不順な企みから計画的に行われたというのは、言うまでもありません。

今朝鮮半島の情勢はトランプの分別を失った共和国制裁と圧迫、核戦争策動の為、由々しい局面を迎えています。日本の反動勢力がこれを煽って利益を得ようとしています。アメリカの共和国的視政策に盲滅法加担している日本の反動勢力の無謀な策動は、地域の情勢を刻一刻と危険千万な状態へと追い込むのに一役買っています。

首相安倍等の極右勢力は衆議院を急遽解散し、共和国による安保脅威を持ち出して選挙で圧勝し政権危機を逃れようとしています。そして共和国と飽くまで対決しようとしているのです。国際舞台でも共和国に最大のプレッシャーを加えるべきだと言っています。

人に難癖をつけて利益を得るのが、政治商人としての日本の反動勢力の狡猾な気質だというのは世界周知の事です。共和国の脅威を鳴物入りで宣伝する裏面には、国民の間に共和国への憎悪を植え付け再侵略の野望の実現に効果的に利用しようとの企みがあります。

1950年代のアメリカによる朝鮮戦争の時泥棒猫のように侵略の道案内をした日本が、今はこれ見よがしに公然とアメリカの先端装備を持ち込みアメリカと共に頻繁な合同演習を繰り広げ、それを機に自衛隊の実践化を推し進めて戦争国家としての準備を終えて侵略の主役を演じようとしています。共和国を絶滅させると言ったトランプの狂気を利用して、不順な目的を達成しようとしているのです。

そうしてでも大東亜共栄圏の見果てぬ夢を必ず果たそうとする日本の反動勢力の策動は、文字通り執拗なものです。アメリカに寄生して来た島国の者達が今、その野望が膨らんで再侵略の道に出ようとするのは見過ごせないものです。過去、日帝によって計り知れない不幸と苦痛を強いられたアジア諸国の鋭い眼差しが日本に向けられています。

共和国は過去の恥辱の歴史が二度と繰り返されないよう強力な国力を培養し、世界的な核強国、軍事強国の地位を占めました。日本の反動勢力がアメリカの侵略の突撃隊となって軍事大国化と海外膨張に躍起に成る程、それは自滅を早めるだけです。

（時事評論）