報いる一念で

報いる一念で

朝鮮で、科学技術の力によって、社会主義強国建設が力強く進められています。その主役を務めている科学者の中で、若い科学者の活躍が目立ちます。

キムチェク工業総合大学の半導体研究所のチョ・ミョンジンさんがそうですが、30代の若い科学者です。自分を科学者に育てたありがたい国に報いる一念で胸を燃やしています。

国の計らいで、農村育ちの少年が、ピョンヤン第1中学校、キムチェク工業総合大学で学び、大学院を経て、研究者に成長したのです。この10数年間、燃えるような情熱で、一意専心科学研究に打ち込んで、多くの成果を収めました。

最近は、電子工業で肝心要の検出エレメントの研究を国の実情に合う独自の方法で完成しました。エレメントの測定度を高めるためのシミュレーションと設計のプログラムを1つ1つ完成し、製作する過程は決して容易ではありませんでした。

随時変わる技術指標、度重なる試行錯誤、研究は難航しましたが、落ち込んだりせず、研究にいっそう精を出しました。シミュレーションと分析を繰り返して、数多くの未知数を解明し、ついに研究に成功しました。

チョさんのお話です。

「成果に慢心せず、研究にいっそう拍車をかけて、高い研究の成果で社会主義強国建設に貢献するつもりです」