国際法と人倫道徳も眼中にない厚顔無恥な妄動

国際法と人倫道徳も眼中にない厚顔無恥な妄動

過去、日帝が最も野蛮な植民地支配で朝鮮民族に計り知れない不幸と苦痛、災難をもたらしたのは歴史が認める事実です。その中には多くの朝鮮人を誘拐し拉致・強制連行して、植民地の苦役場と侵略戦場に連れて行って奴隷労働と残酷な死を強いた、血生臭い犯罪行為もあります。

大陸侵略に躍起になった日帝は1939年1月、侵略戦争に求められる軍需品の生産の為に国民職業能力申告令を公布し、強制実行しました。日帝は〓〓〓の無い徴用状を出して朝鮮人を引っ張って行った事に飽き足らず、この徴用状も無しに手当たり次第に連行しました。

当時の或る歴史記録には、「説き伏せて募集に応じるようにする事では、到底予定の数字を満たす事が出来なかった。それで郡と面までの動因係が、深夜または夜明けに不意に男のいる家の寝室を襲撃したり、或いは田畑で働いている所にトラックを突き着けて有無を言わせず乗せて行った」と書かれています。

このように連行された人の中には労働能力のある青少年はもとより、娘や果ては幼女もいました。資料によりますと朝鮮人強制連行被害者が連れて行かれた所は、北海道と茨城、新潟等日本各地の軍需工場と、炭鉱、鉱山、造船所、建設現場、軍事基地等でした。ここで朝鮮人は物々しい警戒網が敷かれた恐ろしく危険な作業場で日に12乃至18時間、更には20時間以上も殺人的な労働を強いられました。

日帝は「朝鮮人は千人も死のうが万人も死のうが構わない」という極度の朝鮮民族蔑視の思想と強盗宛らの観念に基づいて苛酷な仕事をさせ、殴打、拷問等あらゆる虐待で多くの朝鮮人を殺しました。文字通り数百万の朝鮮人を強制連行・拉致して殺人的な奴隷労働を強要し残酷に殺した日帝の大罪は、人の正常な思考では想像も出来ない反人倫の犯罪です。

にも拘らず日本の反動勢力は過去の罪を公然と否定し、国際法と人倫道徳も眼中に無く厚顔無恥に振舞っています。

先日も日本の安倍政権は、三菱重工業が日帝の支配時代の強制徴用被害者に損害賠償金を支払わなければならないという南朝鮮最高裁判所の判決を、「受け入れられない、国際司法裁判所に提訴する」等と言って厚かましく振舞いました。日本の反動勢力が過去日帝が働いた特大の反人倫の罪意識は毛頭無く、却って「対応措置を取る」等と厚顔無恥に振舞っているのは、朝鮮人民の強い怒りを買っています。

世界の正義と良心は戦犯国日本が朝鮮人強制連行の犯罪をはじめ、過去日帝が働いた重大な人権蹂躙の犯罪の責任を認めて謝罪し賠償する事を強く求めています。

（時事評論）