国の繁栄の早道

幅広く多方面に亘る知識を身につけた実践化タイプの人材・実力家に準備するのは、今の時代が求めている事です。

（字幕）2019年11月撮影

科学技術の威力で社会主義強国建設が力強く進められている中、学びの熱風が巻き起こる共和国。共和国には科学者・技術者・教育者等の専門家だけでなく、各階層の人皆が思う存分勉学に打ち込める学びの殿堂、国中に最新科学技術を普及する中心・拠点である科学技術殿堂があります。

科学技術殿堂が中心となって国中に広める為のネットが築かれ、最新科学技術の資料が中央から末端に至るまで、まるで水が流れるように普及されています。そして国の教育伝播に朝鮮式の遠隔教育システムが整然と立てられ、全ての部門・全ての機関に科学技術普及室が立派に造られています。

ここはピョンヤン味噌醤油工場です。

科学技術普及係チェ・オクヨンさん。

「各分野の様々な資料を閲覧できる科学技術殿堂の情報サービスは、工場の科学技術の成果に大いに役立っています。工場では労働者の発明家、労働者の大学生が年々増えています」

課長キム・グァンイルさん。

「2013年6月、工場を訪れた金正恩委員長は遠隔講義室で、遠隔講義についての解説に見入りました。そして全人民学習システムを立てるうえでの重要課題を示しました」

人民皆を大卒程度の知識を持つ知識型勤労者に、科学技術発展の〓〓者*1に育てるのが朝鮮労働党の構想です。全人民科学技術人材化の思想は日増しに大きな生命力を発揮しています。

金正淑ピョンヤン製糸工場の勤労者ムン・ウンギョンさん。

「生産成長に直接つながる技術上の懸案を解決するため、今日も科学技術殿堂の資料を参考にしました。1日の仕事を終えるとおのずとここ科学技術普及室へと足が向かうのです。欠かせない日課となりました」

労働者キム・チョルフンさん。

「工場を訪れた金正恩委員長が遠隔教育大学の学生が自動糸繰り機の制御プログラムを開発したこと、そして、遠隔教育大学の卒業生が工場の科学技術の発展で大役を果たしているということを聞いて高く評価したとのことで私たちもとても感激しました」

チュチェ105年（2016）6月、金正淑ピョンヤン製糸工場を訪れた敬愛する最高指導者金正恩委員長は科学技術普及室も見ました。随員から遠隔教育大学を卒業した従業員が自動糸繰り機の制御プログラムの開発に参加したとの話を聞いてとても喜んだ金正恩委員長は、「ここでは既に遠隔教育大学の優位性が表われている、金正淑ピョンヤン製糸工場は遠隔教育大学の良さを十分に味わった工場だ」と言いました。そして「これが他ならぬ全人民科学技術人材化を実現する事についての党の政策の正しさを見せる真の姿である。これから全人民科学技術人材化が力強く推進され働きながら学ぶ教育システムが広範に運営されれば、10年後には〓〓*2全般で大きな恩恵を被る事になるだろう」と言いました。

主任技師補佐リ・ファチョルさん。