国の教育発展のために

国の教育発展のために

朝鮮で教育の発展に力が入れられています。ピョンヤンにあるキムチェク工業総合大学IT研究所の科学者もその先駆者の役目を果たしています。

ソン・オクチョル所長はこう語ります。

「研究所では国の情報産業の発展と科学、教育に役立つIT製品を開発しています。昨年は、学生の学力を迅速かつ正確にオンラインで評価できるソフトを開発しました」

研究所では、新世紀にふさわしく教育環境と方法の改善にプラスになるIT製品の開発に取り組んでいます。これらの製品は教育従事者の深い関心を集めています。国の普通教育のレベルアップに役立つ「学校教育評価システム」もここの研究所が開発したものです。

その他にも、高性能の電子黒板、「大学生の豆知識コンクール・プログラム」、「Ｑ＆Ａコンクール・プログラム」など様々なIT製品を出しました。この前は全般的12年制義務教育の質的向上に役立つ実用的なプログラムを開発し、教育現場に取り入れました。

初級中学校と高級中学校、第1中学校の生徒の自習、教師の学習指導を支援する学力評価プログラム「優等生の友」は、ユーザーの間で好評を博しています。いろいろなファンクションを提供するこのソフトは、国中の学校に普及され、教育現場で功を奏しています。

この研究所は、国の教育発展とIT化実現での実績が買われ、昨年の「全国IT化の成果の展覧会2017」で、最優秀IT企業ランキング10の1つに選ばれました。今も、研究所では新たな先端技術の開発に全身全霊を打ち込んでいます。

キム・ドングォン研究室主任のお話です。

｢私たちはこれからも先端レベルのIT製品をより多く開発し、国の情報産業の発展に大いに役立たせるつもりです」

（今日の朝鮮）