国の教育の発展に役立てる
朝鮮で教育の発展に力が入れられています。教育大学の学術中心、情報中心で、教育科学研究の中心でもあるキムヒョンジク師範大学が先頭に立っています。その中には大学の物理学部の教員たちもいます。
キムヒョンジク師範大学物理学部のリ・ジュンホ学部長のお話です。
「近代的な教育設備と新たな授業の方法を実践に広く取り入れて、社会の発展に役立つ人材を多く育成すること、それが今、求められていますね。それで国の教育の発展に役立つ新しい授業の方法を編み出すために励んでいます。その過程にいろいろな教育設備を製作して実践に広く取り入れました」
最近、学部では現代の教育科学と技術のポイントとも言えるバーチャル現実技術と増強現実技術を取り入れた新しい授業の方法を編み出しました。最初、この技術の開発に取り組んだ時は難題がひとつやふたつではありませんでした。また高い目標と膨大な作業量は、限られた人の努力だけで解決されるものではありませんでした。
学部では情報科学分野に進取の気性に富む実力のある新しい世代の教員を組み入れて、手本を示すようにしました。バーチャルと現実を結びつけて学生の応用実践能力を高める新たな授業の方法は評価されました。決心して取り掛かれば先端の教育技術を取り入れた新しい授業の方法を編み出すことができると言う自信を持って、教員皆が奮起しました。
教員と講座が張り合う中、学部では数ヶ月足らずの短い間に、十数件の価値ある新しい授業の方法を編み出す成果を収めました。先端の教育科学と技術を具現した優れた授業の方法は、今、国中の大学と初等及び中等教育部門で、教育の質を改善できる価値ある成果として評価されています。
リ・ジュンホ学部長のお話です。
「すでに達成された成果を踏まえて、私たちが編み出した新しい授業の方法を国中に広めることにより、国の教育の発展に大いに寄与するつもりです」
(今日の朝鮮)
2018年の記事