医療サービスの質を高める

医療サービスの質を高める

ピョンヤンのキムマンユ病院*1の医師たちが先進的な治療法を引き入れ、医療サービスの質を高めることに力を入れています。その中には腹部外科の医師たちもいます。

リュ・ヨンミン医長のお話です。

「医療サービスの質を高めるのは医療従事者の重要な課題です。うちの腹部外科では、オペのリスクを減らしながらも治療効果を最大限に高める虫垂切除法を取り入れました。それでオペの時間を短縮し、術後の回復期日も著しく縮めました」

これまで腹部外科の治療では、オペが普遍的なものとされてきました。そして、術後には一定の治療期日と抗生剤など多量の薬物の投与が前提となっていました。今、世界の医療技術は、皮膚の損傷を減らしながらも治療効果を最大に高めるのが一つのトレンドになっています。チョ・イェリムさんをはじめ科の医師たちは、オペによる負担を少なくしながら治療時間が短縮できる新しいオペ法を取り入れる高い目標を立てて研究を深めました。

臨床実践で提起される技術的問題を一つ一つ解決する過程に先進技術の一つである腹腔鏡によるオペ法を朝鮮人の体質に合わせて臨床実践に取り入れる成果を収めました。このオペ法は、患者の体に損傷を与えず、治療効果をはるかに高める実用的なもので、専門家の関心を集めています。

医師のチョ・イェリムさんのお話です。

「これまでの成果を踏まえ、腹腔鏡手術分野で独自のオペ法を開発し、臨床実践に極力取り入れるつもりです。それで医療さービスの質をより高めることについての朝鮮労働党第7回大会の決定の実行で医師としての本分を果たします」