医学生物学の発展のために

医学生物学の発展のために

朝鮮の科学者は愛国心を持って、国の繁栄のために尽くしています。ピョンヤン医科大学の組織培養研究室のチョン・ギソン主任もその1人です。チョンさんは生物工学の発展で意義ある問題の研究に勤しんでいます。

博士号を授かったチョン・ギソン主任のお話を聞いてください。

「細胞株の保存は医学と生物学の研究と実践でとても重要な問題です。これまで私たちは細胞株の極低温保存のための新しい方法についての研究を深めてきましたが、その過程に成果も収めました」

チョン主任が細胞株の保存の研究を始めたのは3年前からでした。主任は、細胞株の保存関連の技術データを分析し、現実に相応しい新しい方法を出すことを決心しました。これは決して容易なことではありませんでした。細胞株の保存の新しい方法を研究するため試行錯誤を重ね、基礎となるひとつの資料を確定するため数百回の実験と分析を繰り返したこともありました。疲れ果てて気が腐る時もありました。

そのたびに、科学者として研究の成果で国の発展を先導しなければという自覚がチョン主任に力を与え、情熱を足してやりました。このように情熱に燃えるチョン主任だったので、怯むことなく研究を続けることができました。倦むことを知らない努力は実を結び、迅速冷却法による細胞株の保存法が生まれました。

チョン主任のお話です。

「これからやるべきことがもっと多いと思います。私たちの研究が国の医学の発展に少しでも役立つなら、それ以上思い残すことはないでしょう」

チョン主任は、国の医学生物学の発展のための科学研究に知恵と情熱の限りを尽くしています。

（今日の朝鮮）