北国に印された足跡

北国に印された足跡

朝鮮北部の国境沿いにヘリョン市*1があります。ヘリョン市は、抗日の女性英雄金正淑女史が誕生して、幼年時代を送った所です。

母の故郷であるヘリョンにいつも思いを馳せていた偉大な金正日総書記は多忙を極める先軍革命指導の途中、何度となく、そこを通りましたが、一度も立ち寄ることが出来ませんでした。総書記がヘリョンを訪れたのは、チュチェ98（2009）年2月でした。

総書記は先ず、オサンドクという丘の女史の銅像を訪れて、敬意を表しました。抗日武装闘争の時の軍服姿で、明るく微笑む女史の銅像の前に立った総書記は母が懐かしくてなりませんでした。

幼くして、亡国の民の悲しみと血のにじむ暮らしを体験し、国を取り戻す愛国心を育んだ金正淑女史。抗日戦争の時も、国の解放後も、一意専心、金日成主席の思想と路線の実行に励み、懐かしい故郷を訪れなかった女史でした。

女史の生家と「金正淑女史革命事績館」を敬虔な気持ちで見た総書記は、母の生涯は短かったが、国の解放と朝鮮革命の勝利のために全てを尽くした熱烈な革命家、金日成主席に限りなく忠実な親衛戦士の輝かしい一生だった、と言いました。

そして、抗日革命家たちは、主席に従って長年の血戦を繰り広げ、血と汗で万古の抗争歴史を創造した、指導者を決死の覚悟で守った抗日革命家の不屈の革命精神は今、人民軍軍人と人民の心の中に強く脈打っている、と言いました。

人民軍軍人と人民皆を抗日革命家の不屈の革命精神で武装させ、チュチェの革命偉業をあくまで達成するのは、総書記の揺るぎない意志でした。

金正淑女史の生涯の願いが秘められ、金正日総書記の不滅の足跡が印されているヘリョン市を多くの人々がひっきりなしに訪れて、崇高な祖国愛と不屈の革命精神を見習っています。