初の女性の閣僚

初の女性の閣僚

朝鮮で女性は男性と同じ権利を持って国家活動に積極的に加わっています。

その中には女性としては朝鮮で初の閣僚を務めたホ・ジョンスクさんもいます。ホさんは偉大な金日成主席の細心の指導と関心の中、立派な女性活動家に成長しました。

朝鮮革命博物館のキム・ウンヒさんのお話です。

「偉大な金日成主席がホ・ジョンスクさんに始めて会ったのは1945年12月始めのことでした。この日、満面に明るい笑みを湛えてホさんを暖かく迎えた主席は、帰国の感想を具体的に聞き、これからは新しい民主朝鮮を建設する甲斐ある闘争の道で力一杯に働きましょうと熱く励ましました」

その後、主席はホさんに出版報道部門を任せて執筆の方向付けをし、その方法も1つ1つ教えました。そして何回となくホさんを身近に呼んで、長い時間をかけて話もしながらホさんの政治的識見を広めてあげました。

チュチェ34（1945）年12月31日にあったことです。ホさんをはじめ出版報道部門の人たちはチュチェ35（1946）年1月1日付けの当時の新聞「政路」一面に主席の写真を載せ、新年の辞を大きく報じることにしました。

このことを知ったある外国の人がまるで「重大事件」でも起きたかのように喚きたて、ホさんに直ちに新聞の編集をやり直すよう求めました。その時、ホさんは私たちの新聞を私たちの心次第で出すのに、あなたがどうして口を挟むのかと言って、自分の主張を曲げなかったのです。

主席はホさんを新しい朝鮮の真の女性活動家に育てただけでなく、その健康にも深い関心を寄せました。ある時、情熱を仕事に傾けていたホさんが重病で倒れたことがありましたが、その事を聞いた主席は手術が成功裏に行われるよう、あらゆる措置を講じました。そしてホさんが回復期に入った時は、直々見舞いにも行き、力と勇気を与えました。

キム・ウンヒさんのお話です。

「その後、金日成主席はホ・ジョンスクさんを共和国の初代文化宣伝相に、朝鮮初の女性の閣僚に任命しました」

女性としては朝鮮で始めての閣僚を務めたホさんは今も朝鮮人民の心の中に名だたる女性の活動家して深く刻まれています。

（偉人伝）