初の人民政権
今年の2月8日は、朝鮮で北朝鮮臨時人民委員会が樹立されてから70年になる日です。北朝鮮臨時人民委員会は新しい朝鮮の初の人民政権です。
チュチェ34(1945)年8月15日、朝鮮が日帝の植民地支配から解放された時、政権を建てるのは差し迫った問題として提起されました。政権問題を正しく解決しなければ、厳しい抗日革命闘争を通じて勝ち取った民族の独立を守り、国の自主的発展を成し遂げ、人民に幸せな生活をもたらすことはできませんでした。
偉大な金日成主席はチュチェ34(1945)年8月20日、不朽の著作「解放された祖国での党、国家および武力建設について」を発表し、次いで、政権建設の重要指針を示しました。
当時、朝鮮での政権問題解決の基本の方向、目標は民主主義人民共和国を建てることでした。そのために日帝の植民地支配機構を徹底的に一掃し、それに基づいて各地方人民委員会を建てました。
チュチェ35(1946)年2月8日、ピョンヤンでは中央政権機関を建てるための歴史的な北朝鮮民主主義政党、大衆団体、行政局、人民委員会の代表協議会が開かれました。
金日成主席は代表協議会で北朝鮮臨時人民委員会の組織についての歴史的な報告を行いました。協議会では北朝鮮臨時人民委員会を組織し、金日成主席を北朝鮮臨時人民委員会委員長に推挙しました。
北朝鮮臨時人民委員会は朝鮮で初めての自主的で民主的な真の人民の政権でした。人民政権の樹立により、朝鮮人民は史上初めて、政権を握った国の真の主人となり、富強な民主の新しい国づくりのための政治的武器を持ちました。
その後、主席は北朝鮮臨時人民委員会の具体的な課題を示した「20ヶ条政綱」を発表して国の統一・独立と民主的発展のための道しるべを立てました。そして、土地改革と重要産業国有化など、反帝反封建民主主義革命の課題を成功裏に達成した後は、北朝鮮臨時人民委員会を北朝鮮人民委員会に発展させました。
チュチェ37(1948)年9月9日、栄えある祖国、朝鮮民主主義人民共和国が創建されました。こうして朝鮮での政権問題は見事に解決されました。
朝鮮の人民政権は革命発展の各段階を経て人民大衆の自主的権利と利益の代表者、人民大衆の創造的能力と活動の組織者、人民生活を顧みる戸主、人民の保護者としての機能と役割を果たす主体的な政権として発展を続けました。
2016年の記事