内外の懸念を呼ぶただならぬ動き

内外の懸念を呼ぶただならぬ動き

先日、南朝鮮軍部がアメリカと共に2週間に亘って合同空中訓練を強行しました。これは朝鮮半島の緊張緩和の流れに反する只ならぬ動きとして内外の深い懸念を呼んでいます。

南朝鮮軍部は非難を逸らす為に合同空中訓練が「所謂外交的努力をバックアップする為に低い段階で行われた」との弁解を弄しました。しかし何を以ってしてもこの軍事的対決策動の危険性を覆い隠す事が出来ません。

最近、南朝鮮軍部がアメリカから持ち込んだF-35Aステルス戦闘機の訓練を秘かに行った事も同じです。外部から武装装備を持ち込んで相手側をターゲットにした軍事訓練を続けているのは、目下の情勢ムードにも似合わない事でしょう。

これは北と南の軍事分野での合意の乱暴な違反として、平和と安定を破壊する危険千万な挑発です。朝鮮半島の永続平和を実現する為には、相手側を脅かし同じ民族の間に不信と対決を煽る軍事行動を止め、情勢緩和に有利な環境と条件を築かなければなりません。緊張激化の根源となる外部勢力との合同軍事演習を容認せず、外部からの戦略〓〓等の戦争装備の持ち込みも一切中止されるべきです。

ところが南朝鮮では外部勢力との合同軍事演習はもとより、独自の軍事訓練と武力増強が続いています。これは朝鮮半島の永続平和を渇望する朝鮮民族の志向に逆らうものです。〓〓〓された敵対行為を事として北と南の間の軍事分野での合意を乱暴に蹂躙する者等は、平和について口に出す資格が無く内外から糾弾されて然るべきです。

南朝鮮軍部が対話と平和の流れにハードルを作る軍事的挑発行為を止めるべきだというのが、民族皆の要求です。

（時事評論）