共和国の素顔はこの「王様の車」にも

共和国の素顔はこの「王様の車」にも

共和国の子供たちは国の「王様」に呼ばれ、大事にされています。毎日の朝、ピョンヤンの街を走る豆乳車にも子供たちのために一生涯を尽くした不世出の偉人たちの深い温情が秘められています。ピョンヤン子供食品工場、ひとつを通してもそれがよく分かります。

ピョンヤン子供食品工場は粉ミルク、シリアル、色々な野菜と昆布の粉、魚の粉など乳児期と離乳期の食品だけでなく、託児所と幼稚園の子供、小学生と中学生の成長と発育によい豆乳と発酵豆乳を日常的に生産し、供給する総合的で現代的な子供食品工場です

支配人、つまり責任者のチョン・チャングクさんのお話です。

「工場は偉大な金日成主席の発案と構想により1977年に建てられました。育ち行く世代のために尽くした主席の心血と労苦を誰よりもよく知っている偉大な金正日総書記は先軍革命指導で多忙な中、主席の恩愛こもる工場の生産正常化と強化発展のために薪水の労を惜しみませんでした。総書記は子供たちと生徒たちにもっとおいしく栄養価のある豆乳を食べさせようとモダンな豆乳加工設備も送ってくれました」

その配慮あって、豆乳職場は、最新加工設備が一式揃い、原料の投入から製品の完成に至る各工程が完備しました。その時から豆乳を運んでいる銀色の車が毎日街を走っており、苦難の行軍、強行軍と呼ばれるほど共和国がとても苦しかった時にも子供たちへの豆乳の供給は一時も中断されたことがありませんでした。幸せな時も、試練の時も変わることなく子供たちを訪ねていく豆乳車を見て朝鮮人民は「王様の車」だと親しく呼んでいます。

ピョンヤンの託児所と幼稚園の子供たち、小学校、中学校の生徒たちが喜んで待っている豆乳の供給時間も子供たちをはじめ新しい世代の父親となって肉親にも勝る熱い温情を施した総書記の細やかな導きによるものです。

エンジニアのキム・グクチョルさんのお話です。

「率直なことを言ってピョンヤンの多くの子供たちに同じ時間に豆乳を供給するというのは易しいことではありません。しかし子供たちを国の担い手にしっかり準備させることではいささかの過ちもあってはならないと言う観点に徹した総書記なので、栄養学的に見て吸収力が一番理想的な時間を選んで、その時間にピョンヤンの子供みなに豆乳を供給するよう特別措置まで取ってくれたのです」

不世出の偉人たちの熱い恩愛によって豆乳車はピョンヤンのメインストリートを走って、定められた時間にたがえず託児所や幼稚園、学校に着きました。育ち行く世代を大事にした金日成主席と金正日総書記の気高い思想をそのまま引き継いだ敬愛する金正恩元帥はチュチェ103（2014）年12月16日、この工場を訪れました。

職長のリ・ヨンヒさんのお話です。

「この日、工場を訪れた元帥は主席の望み通りに豆乳を沢山生産して日常的に供給すれば、子供たちがとても喜ぶだろう、子供たちに豆乳を切らすことなく日常的に食べさせるのが一番の願いだと言った金正日総書記の言葉が忘れられないと言いました。そして総書記の恩愛によってピョンヤンの都心を走る豆乳車を見るたびに、豆乳を飲みながら喜ぶ子供たちの幸せそうな姿が目の前に浮かんできて疲れを忘れる、総書記の崇高な願いをもっと立派に叶えてあげようとの決心がさらに固まると言いました」

労働者のホン・ソンオクさんのお話です。

「その日、金正恩元帥は今、敵対勢力はわが子供たちの笑い声が響けないようにするため躍起になっている、われわれは子供食品をもっとたくさん生産することでわれわれが子供たちの笑い声をどのように守るか、社会主義をどのように守るかを見せるべきだと言いました。私たちは元帥の教えを胸深く刻んで生産で飛躍をもたらすことでしょう」

育ち行く世代を大事にした不世出の偉人たちの気高い思想によって豆乳の生産工程はフル稼働しており、豆乳車はピョンヤンの街を勢いよく走っています。工場の従業員は子供たちの笑い声が高かくてこそ国中が明るくなるということを自覚して美味しく栄養価の高い豆乳と発酵豆乳をもっとたくさん生産するために尽くしています。

文字通りピョンヤン子供食品工場は、不世出の偉人たちの熱い温情を伝える労働党時代の又一つの目撃者も同じで、毎日ピョンヤンの街に響き渡る「王様の車」の警笛は働く人民の息子、娘たち、育ち行く世代が国の「王様」に、宝ものに大事にされる社会主義朝鮮の素顔を誇る永遠のこだまです。