共和国のスポーツの英雄たち（2）

共和国のスポーツの英雄たち（2）

「あん馬王」ペ・ギルスさん

第27回、第28回、第32回世界体操選手権大会とバルセロナ・オリンピック大会器械体操あん馬で金メダルを獲得したペ・ギルス選手は、今も選手と人民の間で世界器械体操界の「あん馬王」と広く呼ばれています。

ピョンヤン市*1トンデウォン区域*2課外青少年スポーツ学校で器械体操を習い始め、10歳の時のチュチェ70（1981）年、朝鮮体育大学の器械体操選手となりました。器械体操の名手になって国の栄誉を轟かせる一念で、いかなるハードトレーニングの課題も必ずやり遂げました。

新進気鋭の選手に成長したペさんは、チュチェ81（1992）年4月、フランスで行われた第27回世界体操選手権大会で1位になりました。間もなく開かれたバルセロナ・オリンピック大会器械体操のあん馬で難易度の高いテクニックを見事にこなして、金メダルを獲得しました。

その後、第28回世界体操選手権大会で2連覇を果たし、朝鮮民主主義人民共和国労働英雄の称号を受けました。さらに、第32回世界体操選手権を始め数回の国際競技で優勝し、国の尊厳と栄誉を馳せました。

今は後進の育成に携わり、世界の強豪を育てるため情熱を尽くしています。

（文化―芸術、スポーツ）