党創立の不滅の業績を伝える家

党創立の不滅の業績を伝える家

ピョンヤンのヘバン山*1の麓に朝鮮労働党創立事績館があります。偉大な金日成主席の党創立の業績を伝えるためここを訪れました。

毎日多くの人が事績館を訪れており、その数は朝鮮労働党創立記念日の10月10日を控えてますます増えているとのことです。リョム・グムオクさんの案内で先ず1階の3号室に入りました。3号室には、久しい前から党創立の準備を進めてきたことを語る資料が展示されています。

金日成主席が1930年、 中国東北地方の卡倫（かりん）という所で開かれた会議で行った「朝鮮革命の進路」という報告が目を引きました。自力で党を創立し、その準備を綿密に行うことについて述べた報告は、厳しい抗日革命闘争の中ですでに朝鮮労働党建設の伝統が築かれたことを語ってくれます。

主席が1945年8月15日、国を解放した後、党創立の偉業を新しい国造りの最優先課題とし、その実現に献身したことについての解説を聞きました。党創立大会の報告をタイプしたタイプライターの前でリョム・グムオクさんはこう話しました。

「1945年10月10日から13日までピョンヤンで北朝鮮共産党中央組織委員会創立大会が行われました。金日成主席は大会で「わが国におけるマルクス・レーニン主義党の建設と党の当面の任務について」という歴史的な報告を行いました。報告では、党中央指導機関として北朝鮮共産党中央組織委員会を設けることが強調され、党の組織路線と政治路線が明らかにされました。大会では、党中央組織委員会が構成され、党の創立が宣布されました」

2階に上がり、主席の執務室と応接室を見た後、会議室に入りました。当時、重要会議が行われた所で、主席の良く響く声が聞こえてくるようでした。

リョム・グムオクさんのお話です。

「朝鮮労働党の創立は金日成主席の導きの下、長期にわたる統一的党創立の偉業を達成した歴史的出来事で、チュチェ型の革命的党の誕生でした。朝鮮労働党の創立により、朝鮮革命は強力な戦闘的参謀部を持ち、朝鮮人民は党の導きの下、新しい社会作りを成功裏に進めることができました」

偉大な金日成主席の党創立の業績は末永く輝くと思いながら事績館を後にしました。