先端技術の開発に尽くした情熱

先端技術の開発に尽くした情熱

朝鮮のピョンブク総合大学農業大学で最近、先端技術の製品である極微量元素の成長促進剤を開発して、現場に導入しました。

パク・ヨンホ副学長のお話です。

「今、各国で化学的な合成法によるプリンの生産が一般的です。しかし、私たちは他国の方法をまねずに、国内の実情に応じて、新たな方法でプリンの集積剤を開発する高い目標を立てました」

国内に豊かな生物原料で多量のプリンを抽出する方法を研究しましたが、その開発チームをリードしたのは大学の研究者ホン・ソンファさんです。夫の後を継いで、未完成の研究を引き受けたのです。

成功の見込みがあって、その道を選んだのではありません。未知の分野の開拓という将来を期待できない道でしたが、必ず完成すべきことだったので、進んで研究に当たりました。夫が残した実験日誌を深く分析し、それに基づいて実験に取り掛かりました。夫が生存していた時、その研究の手助けをして得た経験が、実験に大いに役立ちました。

生物原料の鳥類の排泄物でプリンを抽出する過程には、有害ガスが放出されます。そのため、研究は常時、生命の危険を伴う厳しい条件の下で行われました。そのたびにホンさんは、愛国は国と人民への献身奮闘だという敬愛する最高指導者金正恩委員長の言葉の意味をかみ締め、精を出しました。

新たなプリン抽出法の研究に一生を捧げた夫のように、一意専心研究に精進して必ず完成するという意気込みで、開発チームと共に懸命に取り組みました。尽きない情熱と飽くなき探求の結果、新たなプリンの抽出法はついに完成にこぎつけられました。

ホンさんはそれにとどまらず、開発チームと共にプリンの集積剤を導入するための研究も粘り強く進めました。そして、道内の協同農場や森林経営所、畜産場などへと、数年間も実験現場を転々と移して研究を続けました。その日々に開発した極微量元素の成長促進剤は、全国規模で行われた数回の科学技術祭典と展示・展覧会で高く評価されました。

ホンさんのお話です。

「私たちの研究は旗を揚げたにすぎません。プリンの集積剤を農業と軽工業、保健医療部門をはじめ人民経済の各部門に広く導入することが求められています。これからプリンの集積剤を現場に広く導入するための研究を深めて、栄える国づくりに貢献したいと思います」

（今日の朝鮮）